第六感が働いた?

ハリー

第六感が働いた?



*「ど~も~、ハリーアップで~す」


「お世話になっております~、ハリーアップで~す」


*「今回もよろしくお願いしま~す!」


「第3回になりましたー。よろしくお願いしま~す」


*「という事で始めましょうか。今回のお題はなんですか?」


「今回のお題は『第六感』だそうですよ。大丈夫ですかね、、、」


*「第六感ですか、、第六感といえばね、あなたね、私の第六感、返して下さいよ!」


「はい?」


*「『はい?』じゃないです。昔貸した私の第六感を返して下さい、って言ってるんです!」


「あのー、『第六感』って貸し借りできましたっけ?それに、あなたの感を借りた覚えは無いんですけど?」


*「何、言ってんですか! その昔に貸した、コミック『ドラゴン◯ール』第6巻ですよ!」


「、、あ、あー、第6巻ね。コミック6冊目ですね、ドラゴンボー◯の、、、」


*「そうですよ、あなたに貸して以来、ずっと読めてないんですからね、第6巻!」


「そうでしたっけ、、覚えてないですけど、、、」


*「全くもう! 第6巻はね、悟空とブル◯ちゃんがね、旅するんですよ。『悟空め、きれいなお姉さんと旅が出来ていいなー』って、全国の男子が羨む巻ですよ!」


「そうなんですか? もうその頃の話は、あまり覚えてないですけど、、、」


*「それでね、ブ◯マちゃんの自宅も公表されるんですよ。それが大変なお金持ちで、、、やばい、これ以上話すと『ネタバレ!』って、怒られちゃう!」


「そんなね、35年前のコミックで、それにアニメも漫画も、世界的に大人気のお話に今更、ネタバレも何もないですよ。みんな、最後まで知ってますよ」


*「そうですかね? 大丈夫? それにしても、私の第6巻、返してくださいね!」


「まあ、うちに帰ったら探してみますよ」


*「私の第六感は『きっと、返って来ないよ~』って言ってましたよ」


「ここで出でくるんですか、あなたの第六感。もうちょっと大事な事に使いましょうよ。それになんか、品もないし、、」


*「いいんです! 返って来ない時はおごりですからね!」


「はいはい、分かりましたよ、、」


*「おごりと言えばね、この前、焼肉食べ放題に言ったんですよ、私のおごりで」


「そうなんですか、偉いですね、おごりなんて」


*「『焼き◯一番』さんに言ったんです」


「好きですね~、あのお店」


*「なんせ、店内もきれいだし、お肉も良いですからね。でも、なんで一番なんですかね、二番や三番じゃ、だめなんですかね?」


「何をどこかの政治家みたいなこと、言ってんですか。『焼き肉二番』や『焼き肉三番』みたいな店名じゃ、最初から負けを認めてるみたいじゃないですか」


*「えっ、2番だっていいじゃないですか!3番だっていいじゃないですか!日本の中で2番と3番ですよ!オリンピックで言ったら、銀メダルと銅メダルですよ!みんな、がんばったんですよ!」


「なんかね、話があらぬ方向に行ってるんでね、焼き肉の話をして下さい」


*「すみません、そうでした。それでね、カルビ、ロース、ハラミなどなど、、どんどん、焼いては食べたわけですよ」


「まあ、食べ放題ですからね」


*「まったく、あのハラミ、美味しかった~」


「ハラミはだいたい、ジュウシーで柔らかいですからね」


*「でね、デザートのアイスクリームも食べ終わった頃、第六感がツーンと来たんですよ」


「感はピーンと来るんじゃないですか?」


*「あぁ、そうそう、、ピーンと来たんですよ。それでね、速攻で行きました!」


「どこへ?」


*「トイレ!」


「それは第六感じゃなくて、単にお腹に来たんじゃないですか?」


*「そうとも言いますね」


「全くもう!やってられません。という事で、また次回」


*「次回もよろしくお願いしま~す!」



(お読み頂き、ありがとうございました)


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

第六感が働いた? ハリー @hurryup1

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ