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  • 第1話 とある電波戦への応援コメント

    帝国陸軍の憲兵隊が無線諜報に従事していたことは意外にもあまり知られていないように思います。

    そんな諜報憲兵の戦いについて取り上げられた短編ですが、SS将校を織り交ぜてスケールのある物語であり、楽しませて頂きました。

    作者からの返信

    お読みいただきありがとうございます。
    帝国陸軍は歩兵の軍と言われるほど歩兵が9割を占めていました。私の祖父も歩兵(軽機関銃手)で、戦闘せず(と思われる)無事復員しました。
    この物語は実際に中国戦線において無線探査に従事した方の作品を参考にしたものですが、憲兵を志願した動機は希望の兵科ではなかったこと、防諜映画、そして内地で実際の憲兵の活躍を見たそうです。要するに歩兵はイヤだった(笑)
    アジアにおいて憲兵はそのまま通じてしまう日本語でもありますが、威張り腐っている連中の陰で軍服を着ることなくこうした地味な活動が軍の安全を担保していました。
    基になった本はまだ出版されていると思われます。