魔法と科学が交差する世界での、ものづくりの試行錯誤が超リアル。理論は完璧でも実際に使ってみたら全然ダメ…からの改良の繰り返し。開発者とテスターのやり取りが絶妙で、思わず笑ってしまいます。「転んでも治癒魔法で治すから大丈夫!」という開発者の容赦ない姿勢と、何度も痛い目に遭いながらも協力するテスターの健気さに注目。キャラクター同士の掛け合いも楽しく、読み進めるほどに愛着が湧いてきます。ものづくりが好きな人、開発の裏側に興味がある人におすすめの一作です。