ロールキャベツ、作るの大変ですよねぇ~。
面倒だから出来合いのをよく買ってしまいます。
うーん、こんど時間作ってちゃんとしたのを作ってみようかしら?
美味しそうなお話、ありがとうございました!
作者からの返信
キャベツで包むという調理法を考え出した人は天才なのではないかと思いますね。付け合わせの千切りだといかにも添え物といった感じですが、こうして他の食材と組み合わせることで見事に主役となれるわけです。
忙しい世の中、家庭料理に時間をかけるのは大変ですけれど…苦労した分だけ美味しくなって応えてくれるのが料理なのです。
時には休日を費やして取り組む価値があるかもしれません!
こちらこそ励みになるコメントと評価、フォローをありがとうございました。
美味しそうなアルティメット・ロールキャベツの描写に思わず自分でも作りたくなりましたが、……無理(´・ω・`) 手間を厭わず作ってくれる奈々子さんがすごく可愛らしいです。
最終話の檀一雄の自由な生き方と、本編の達也さん奈々子さんの旧家に縛られるようで、それでも自分たちの人生を選び取っていこうという前向きな気持ちの対比が、読後感の良さの理由かなと思いました。
……今晩はロールキャベツを食べたいです。
作者からの返信
何といっても四時間ですからね…カレーぐらいなら一時間程度で完成するのにぃ。奈々子さんのように強い意志を抱かねば完成にこぎ着けるのは難しいでしょう。ただ、バーソーはしっかり火を通してあるので日持ちするんですね。なので時間に余裕があれば事前に作っておき、後から少しずつ楽しむというやり方が一般的なようです。
人生ってどうしても妥協してしまうものだと思うんですよね。ところが檀先生はまったく妥協しなかった。捕鯨船に乗り、世界中を回りながら美味しい食材を探し求め、小説を書き続けた。本当に格好良い生き様。太宰治の腰ぎんちゃくなんて揶揄する人も居たそうですが、断じてそんなレベルの方ではないと感じました(酒の席の冗談だったみたいですけれど)奈々子と達也が憧れるのも無理はない偉人なのかと。
私が書きたかったことを百パーセント受け取って頂き、本当にありがとうございます。
励みになるコメント&評価に感謝申し上げます。
私もスープの沁み込んだロールキャベツを頬張りたくなってきました!
私も野菜嫌いで、子供時代は今よりももっと嫌いだったので甥くんの気持ちよく分かります。せんキャベツなどは今でも食べられないのですが、スープで煮込んだ類のキャベツは食べられるようになったので、奈々子さんの発想に自分の事のように感謝したくなりました。味のしみたキャベツ、美味しいですよね。奈々子さんは子供苦手とのことですが、人柄の良さはきちんとカズ君にも伝わったのだろうなと思います。
達也さんも名門料理人の家系だったのですね。きっとけんちん蕎麦もおいしいのだろうなと微笑ましく思いました。
檀一雄さんの名前が出てきましたが、昔の人の書いた食エッセイって描写が際立っていてすごく美味しそうですよね。
奈々子さん作のバーソーロールキャベツの描写も美味しそうでした。豆板醤が入っていると、おかずに丁度良さそうですね。
和やかな作品、ありがとうございます。
作者からの返信
やはり人間は草食動物というわけではないので、野菜を生のまま食すること自体が不自然な行為なのかもしれませんね。温野菜の方が胃にも優しいという話ですから、無理して生で食べる必要はないのかも…。その為に様々な調理法が確立されてきたのですから。文明の力はスゲーのです。
この二人はなぜに同棲生活を続けているのか?
そこをハッキリさせると同時に、料理のウンチクを語れる背景も明らかにしてみました。もう「ふしだら」とは言わせない!
檀先生の料理は現代でも通用するのみならず、当時の文化を赤裸々に語っている点でも貴重な資料となっています。柳川鍋の章では「まずドジョウ屋でドジョウを買ってくるべし」とあります…。ほんの百年くらいしか経ってないのに、我々は何を得て何を失ったのか、考えさせられますね。
偉大な先達の知恵を借り、文系の人間にしか書けないであろう料理小説に取り組んでみました。オリジナルとは歴史を踏まえた上でそこに付け足すものであり、小さな個人が閃くものではない。今はそう確信しています。
私が書きたいことを受け止めて下さったコメントと励みになる評価、心より御礼申し上げます。
苦しい時代、私の書く物が少しでも皆様へ和みをお届けできたら幸いであります。
コロナ禍、こんな世界情勢の中、「買い出しの為に〜」のくだりが沁みました。コメントを寄せるのが大の苦手なので、失礼があったら申し訳ないのですが、読後感が良かったので思わず。
作者からの返信
いえいえ、感じたことをそのまま書いて頂ければ、こちらとしても書いた甲斐があるというものです。
ちょっとニュースをのぞけば頭痛のタネとなるような問題が目白押しですが、そんな時代だからこそ檀先生のボーダーレスな生き様を紹介して、その流れを組む料理小説を書かねばならぬと決心した次第であります。
檀先生は自分の紹介したメニューを読者が実際に作り「これ美味しかったよ」と感想を述べる場面を想像してニヤニヤしていたそうです。
そして、その魔法は時代を越えた今なお有効なのです。作る自由が残されている、それは何と素晴らしいことではありませんか。
我々は檀先生の後輩として、それを守り抜かねばならないと感じました。
励みになるコメントと評価をありがとうございました。共に頑張りましょう。
しゅばらすぃ!
作者からの返信
檀先生、放浪癖は家族からみると褒められたものではないかもしれませんが……その誰とでも仲良くなれるコミュニケーション能力と国境などという地図上の線にこだわらない生き様は尊敬に値すると考えています。
今日知り合った人から地元の料理を教わるなんて素敵じゃないですか。
私もカクヨムで知り合った作家さん達から色々なことを教わっているので…この考え方をもっと広めていきたいのです。
私事ですが企画では、密かに自分の作品と入賞作品を比較してみたりしていますね。素直に負けを認めることもあれば、凄いけど私のだって負けてないんだからね! などと意地を張ったり…色々ですね。
心情を汲んでくださりありがとうございます。
励みになるレビューとコメント、心より御礼申し上げます!