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遡上

言葉にならない激流が、身体の周りを跳ね回って下流へと誘う


私は「ごめんね」と囁いて、

上流へ『コトバ』を探して遡る


いつか私は蛇口を絞って心の大河を枯らすだろう


だがその時、私は沢山のコトバたちに囲まれて、棺の中、安らかに平和を祝っている

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