1001111
遡上
言葉にならない激流が、身体の周りを跳ね回って下流へと誘う
私は「ごめんね」と囁いて、
上流へ『コトバ』を探して遡る
いつか私は蛇口を絞って心の大河を枯らすだろう
だがその時、私は沢山のコトバたちに囲まれて、棺の中、安らかに平和を祝っている
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