同胞殺害から隣国に逃避、難民になった軍人たち
敵国の領土に侵攻したラシア軍の兵士は市内に市民が居ても、
それらを排除しながら前進している。排除の仕方は殺害だ。
銃により無抵抗の市民を殺戮する。上官から殺害を命じられた兵士は
無抵抗の市民を殺害する理由が解らない、それをする意味が全く分からず上官の命令に拒否を宣言、それにより上官は兵士を見せしめとする為、他の兵士に味方である兵士を殺害しろと命令する。命令された兵士も何を言ってるのかと再度上官に確認をすると、同僚を殺害せよ、今その場で殺害せよと命令を下してるのだと解らないか!と返答した。
それを聞いた兵士は、了解したと言い、命令した上官に銃口を向けてそのまま、引き金を引き、殺害を完了させてしまう。
完全に殺害が完了される様、更に倒れた上官の頭部を執拗に銃撃し確実に殺害を実行した。この部隊の隊長を殺害した後、本来殺害をしろと命じられていた同僚に近付き俺たちは同胞だ、先に殺害を命令された市民も我らと同じ同胞、これ以上の殺戮は御免だ!ほかの部隊員はどうなんだ?
俺と同じ意見の人間は俺について来い!この市民を安全な所に保護する事、そして我らもこの戦争に加担するのは終わらせ、今から命賭けで、隣国に逃げるつもりだが、賛同するものは、このままついて来ないか?
逃げるのが悪では無い、逃げる事により俺たちが殺害していた市民は殺害を免れる、これは人道的逃避行だ!ここにいる市民も俺たちが守り抜き、隣国に届ける。今から作戦を実行するが意義あるものは出てこい!
この呼びかけに、部隊は拍手で答えた。誰一人反論する隊員は出なかったのだ。そうして、市民に今目の前にて起きた殺戮は夢だ、私たちは人の血を観たくないし、人を殺害する殺人鬼ではない。しかし、あなた方を助けるためには、多少の犠牲が必要な時も有ります。私たちも命がもたないかも知れないが、一緒にこの地獄から逃げてくださいますか?と尋ねたそうだ。
市民は敵国の軍隊に襲われ、その隊員に助けられると言う非常に変な状況を受け入れられていないが、時間が無いのと、後ろから援軍が押し迫っている状況で考える時間なんて与えられていない。信じてついていく事になった。近所の市民にも彼らは連れられる人数が限られるが、出来る限り連れて行くと広報を開始。10分後の移動と決め、集合場所に来た市民を行軍用車、バスに乗車。部隊員と運命共同体で移動が開始された。
20時間後に隣国の国境に到着ラシア軍車両である事がそれ以上の進行を妨げると判断し、車両の放棄をする。国境には装備を持った軍隊列の中に囲まれるようにして、市民20名が大切に安全を確保され隣国に入国を完了した。軍隊の構成員は武器を全て放棄、市民と共に難民として移住を申請することになった。国境にとどまり、難民の状態になった軍人はボランティアとして、敵国の避難民に食事を手配したり、軍医は医療を提供する医療施設にて死傷者の手当てに奔走している。
ラシア軍の長はこれ以上の残虐行為を止めてくれ!第三次世界大戦を望む人は居ない。だから未だに軽い制裁だけに収めているのが解らんのか?
これ以上の惨劇が継続され、隣国の長が決断をしたらラシアは敗北するだろう。それは市民も悲劇だし、世界経済にも悲劇だし、食糧危機も起こす。何の利益も産まないだろう!引き返せす勇気を出すのは非常にキツイだろうが、引き返す決断をする事は英断として見られるだろう。
戦闘を継続したら、ラシア国内財閥からフーチンは殺されるだろう!
財閥の力は、フーチンの力を抑える少ない抑止力だ!
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