戦争と人類

近田 益貴

第1話食欲禁欲 金銭欲独占欲色々人類には欲が有る

 こちらの小説に登場する国名、人名は仮想世界の物で

世界で起きている事とは乖離してる部分もあり、ノンフィクションではありません。読み手による内容転換をして貰うと、世界で起きている事件と内容が一致してくる内容となります。


 欲がない人間は世界に少数だろう、いや皆無だろう。

言い切れるのは、欲が有るから人類は生きていけてる。

人類は知恵を獲得したが、それでも欲を手放すことは出来ない。

欲は生きる上で必要な感情だからだ。

身近な例えを上げると食欲が無ければ、食事をする事をしない。

食事をしなければエネルギーを補給できず餓死してしまう。

私の様に性欲が無ければ、子孫を残すことは出来ない。

実際、私には子供が居ないし、女性のパートナーも居ません。

この様に欲というのは人類が進化しても捨てる事が出来ない大切な感情である事は間違いありませんが、歴史を振り返ると世界には何人もの独裁者が存在する。その独裁者による他国を欲する行為が戦争につながっているのだが、それも欲のエスカレートしたものだ。

人間は、理性を進化の過程で獲得している。その理性をコントロールし国家を治めるリーダーに成り得る政治家は独裁政権からは残念ながら殆ど生まれてこない。

独裁者が統治する国家の国民は何故か疲弊してしまっている。

独裁者の心理は孤独。

解りやすいよう普段接するような人に例えると中小零細企業の社長、経営者は独裁者に近い心理状態だと思う。

何故なら、家内工業等の従業員にその会社の社長になれるチャンスはほとんどない。たとえ株式会社の形をしていたとしても、同族会社である事が殆どであり、外様の従業員に社長の席を譲ることは無く、身内が長年奉公してる社員の上に立ち、指揮を執るように成るのだ。

社員から見たら、小さなころから知っている坊ちゃんに指示されて働くようなものだが、それが当たり前な世界になって居る。

これは身近な世界でのことだが、今から書くことはそれのスケールアップした内容になります。2022年に世界で起きている戦争について解る限り未来人に残していく必要が有ると感じたので、ここに歴史の一部を切り取り残すことにしました。


 独裁者が数人現在世界に存在している。

今回その中の一人が欲に脳が支配され、更に国民から攻撃を受けかねない状況にまで国が疲弊してしまってきた為に、隣国に攻め入り国内の惨状から国民の目を反らさせ、自身の政権を延命するための工作を開始した。

世界の指導者は当初、戦争を始める可能性があるかも知れないが、本当に戦闘を開始する可能性は非常に低いと予想していたが、その予想は見事に外されてしまい、戦争を開始してしまった。宣戦布告をする事無く、戦争を開始してしまう卑劣な野郎!『ラシア国フーチン大統領』という独裁者だ!


2022年2月頃、フーチンは、ラシアを元ソビヘト連邦時代の勢力に自国を平定し、功績を残したいと考えてしまった。コロナ危機の為に国内は数年前から疲弊しているので、当然自身にその責任を求める国民が現れてきている事を察知したのだろうか?国民の目を欺くには、多少の犠牲は仕方ない、一言自分が命令すれば、国軍が即動き作戦を実行する、その作戦も最初の命令だけでそれ以降は、軍が理解して行動するのだ。

独裁者の命令は絶対だ、なんの恨みもない親類の居る隣国にも命令をされたら叩き潰しに行かなくてはならない。又上層部以外は、戦争の事実すら知らずに、徴兵され訓練等と言われ、なんの実践訓練もされずに数合わせの為に派兵すらするのだ。その結果訓練がイキナリ実践に変わってしまい、生身の人間を殺害しなくてはならない状況に叩き落されたり、いきなり命を取られたりする事態に陥っている。一方ラシア国が攻め入っている

ウクランナ国は、元ソビヘト連邦の一部の国が独立して建国した国なので

元ソビヘト連邦に併合されてたまるか!あの時代に戻るのは命を掛けても死守し、自由で平和な国を守り抜くと考えた兵士の集団である。

攻める立場の兵士より守る側のウクランナの兵は思考が違うため、戦闘能力にも違いが出るのは当然だ。命が大切なラシアの兵なんかと比べたら当然戦う意欲なんて無くなるだろう。必然的に前線に送られても戦わず友好的な関係を結んでしまう兵士も現れている。

しかし、ラシア軍として命令を遵守し敵国ウクランナ攻撃を着々と行う兵も沢山いるので、戦闘は激しさを増している。ラシア軍の兵士がもっと戦闘意欲が無くなり自国のフーチン大統領を倒す勢力に変貌すれば、世界平和が訪れるのだが、それを実行できる立場の連中は甘い蜜を吸わされているので、今の権力を命がけで放棄する気にもならないだろう。

自分の命を取る可能性がある連中を近くに置くことはあり得ない。

その様な理由から暗殺される可能性は非常に低いと予想している。

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