　これまで行っていたことといささか矛盾する要素もあるかもしれませんが、書き出す勇気の裏返しとして、書き始めるのを待つ勇気も、また必要です。

　というのも、まあ、そのね、いつもいつも、書いていればいいという生活が遅れるわけでもないでしょ、というのが、最大の理由。

　いくらプロの作家でベストセラーでも、それは無理よ。

　かといって、何もしなくていい、むしろするな、というわけでは、ない。

　もちろん、そういう過ごし方が必要なときも、あるよ。

　だけど、そうでないなら、次に書くための準備を、じっくりと、やればいい。

　なにをかくか？

　どうかくか？

　どんなふうにかいたろかい？

　そんなこと、考えているだけでもいい。

　そんなときに限って、ひょっと、何か刺激になるざいりょうにであえるかもしれんです。いやマジで、ね。

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