起承「頂」転結の発展型・拙著2作目の目次より
起承「頂」転結の解説に入る前に、もう一つ、昨年出版の拙著2作目の目次を披露いたします。
お気づきになられるかもしれませんが、今回の3作目とほぼ同じような構成になっております。
1作目のときは特に4部構成とか、そういう部構成にしておりませんでしたが(だから行空けによるヒント?を入れざるを得なかったのです)、昨年版からは、今回の構成のベースになるような型で仕上げられました。
要は、プロローグとエピローグをうまく活用して、それで、「起」と「結」の部分の担わせることで、第1部を「承」、第4部を「転」に位置付け、第2部及び第3部を、その「超」にあてるような、そんな感じですね。
このような部構成を使うことで、起承「頂」転結がより明確に表現できるようになっているという次第です。
こちらの目次と上記の解説をもとに、改めて前話の第1作と第3作(新作)の見出しも読み比べていただくと、なお参考に資すると思われます。
小説・養護施設シリーズ 2
超二流の道 ~ ギミックに引出された熱量
プロローグ ~ 球界の孤児・1957(昭和32)年のキャンプイン
第一部 施設の中で ~昭和戦後の養護施設
ゼニのとれる風呂 1957(昭和32)年1月X日 よつ葉園にて
昭和51年の創立記念日 ~すき焼きと生卵 1
1976(昭和51)年12月5日(日) よつ葉園集会室にて
ガボットの調べ ~卵カレー1 1978(昭和53)年2月X日 よつ葉園食堂
措置解除 1981(昭和56)年5月1日(金) よつ葉園応接室
プール開き 1981(昭和56)年8月8日(土) よつ葉園防火用水前
ギミックを見破る少年 1981(昭和56)年8月中旬 米河邸の学習塾内
第二部 趣味と仕事の狭間のクルマ ~青年実業家への道
ベテラン保母と老園長 1968(昭和43)年12月X日 よつ葉園園長室
ノーリスクでの起業
1969(昭和44)年8月19日(火) 大阪市内「なにわIホテル」にて
熱情の適正量 1969(昭和44)年8月20日(水)国鉄山陽本線岡山駅にて
一世一代の説得 1969(昭和33)年8月21日(木)よつ葉園園長室
第三部 鉄研にスカウトされた鉄道少年 ~鉄道漬けの日々
ルービックキューブ 1980(昭和55)年11月29日(土)O大学生会館にて
女子大生と鉄道少年 1983(昭和58)年4月8日(金)O大学正門前にて
煙のゆくえ 1983(昭和58)年4月29日(祝)河東敏氏下宿
片上鉄道のブルートレイン 1983(昭和58)年5月3日(祝)大宮邸にて
暗い趣味? 1983(昭和58)年7月初旬 O大学生会館にて
プロの怖さ? 1983(昭和58)年12月初旬 岡山駅地下街にて
コッペルみがき 1983(昭和58)年12月X日(日) 井笠鉄道・元N駅にて
「局」に行く 1985(昭和60)年10月下旬 岡山鉄道管理局庁舎2階
鉄道少年マニア君のその後
第四部 施設の外で ~過ぎ去りし昭和の日々
こだわりの坊主刈り 誕生秘話 1990(平成2)年4月上旬 O大学生会館にて
最後の舌戦 1996(平成8)年2月上旬 よつ葉園園長室
老保母の大往生 2018(平成30)年2月X日 大宮邸
選挙事務所の「炊出し」 ~卵カレー 2
2019(平成31)年4月2日 常木三蔵O市議候補(現職)選挙事務所
口コミのメカニズム 2020(令和2)年6月X日 居酒屋「くしやわ」にて
理事長先生の講話 ~すき焼きと生卵 2
2019(令和元)年12月7日(土)夕方 よつ葉園管理棟2階集会室
エピローグ ~メデタシ三唱
2019(令和元)年12月X日 ××ラジオのスタジオにて
参考文献・あとがき
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