第2話
準備が終わり
1階に降りると綺麗に朝ごはんが準備されていた
食卓の上には味噌汁、白米、鮭、納豆
一般的な日本人の朝ごはんだ
母『ご飯足りなかったら言ってね』
お母さんが微笑みながら問いかけてくれた
『うん、ありがとう、今日も美味しそう』
『いただきます』
私は食卓に手を伸ばした
母『召し上がれ』
私の家族は母と父そして3個下の妹の4人家族だ
父はもうすでに出社していた。
だいたい朝の7時には家を出ている。
そして妹のまほちゃんは中学2年生でダンス部に所属しており朝練が忙しく早い時間からでてしまう。
性格もとても明るく家族内で1番うるさいと言われている
母『まほったらまた朝ごはんパンしか食べてないのよ…ほんと中学生なんだから栄養ちゃんととってほしいわ…』
お母さんは困った顔で言う
まほはだいたいいつもギリギリの時間で起きてしまい朝ごはんをまともに食べていないみたい
『たしかに…けどこれからたくさん栄養のあるもの食べていけばまほも身長伸びると思うよ笑』
まほは昔から好き嫌いが激しく身長も同年代の子よりも低めである
母『そうね、私もまほのために頑張るわ!』
『私からも言っておくね』
お母さんと話しながらご飯食べていたら家を出る時間になりそうだったので洗い物をお母さんにお願いして家を出る
『じゃあ行ってくるね』
母『いってらっしゃい!何かあったらすぐ私に連絡するのよ!』
『わかってるよ、もうお母さんは私のこと心配しすぎ!笑』
母『そうかもしれないけど…』
心配そうな目を向けるお母さんを背に家を出た
きっとお母さんはあの日のことをずっと気にして私に気をかけているのだろう…
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