111.牛丼は若さの象徴?
丼物好きですか?海鮮に親子にカツに天ぷらに鰻に豚に……ほんのちょっと考えただけでこれだけ思いついてしまいます。そして忘れてちゃいけなくて私が大好きな『牛丼』これなんですよね~~~。最近は安いと言うイメージは少し薄れつつありますが美味しくて出て来るまでに時間がかからない、その辺のイメージには揺るぎが無い様な気がします。
牛丼でとりあえずぱっと思いつくお店と申しますと『吉野家』『松屋』『すき家』様でしょうか。商品名は吉野家様とすき家様は『牛丼』、松屋様は『牛めし』なんだそうですね。松屋様だけ呼び名が違うのはほかのお店と差別化を図るのが目的なんだそうでが、商標登録はされていないみたいですね。勿論、牛丼と言うのも登録されていませんよ。されたら物凄く困る人が沢山いらっしゃるような気がします。コンビニやスーパーのお惣菜なんかでも売られてますものね。
牛丼は私が青森から埼玉に出て来て初めて頂いたんですよ。当時、寮生活をしていて相部屋の子がテイクアウトしてきたのを一口頂いて、世の中こんなおいしい物が有るんだねぇって感動したのを今でもはっきりと覚えています。そして次のお休みにさっとくお店に出かけて頂いたんですが、出来立てで目の前に現れたものは更に美味しかったのをこれまたはっきり覚えています。牛肉はジューシーだしつゆは甘辛でお出汁がしっかりしてて、テーブルの上に置かれた紅しょうがを加えるとその甘酸っぱさが全体を整えてくれて、初めての至高を味わいました。
牛丼の頼み方、ここ最近はタッチパネルで注文する店舗が増えてしまって直接お客様の声があんまり聞こえて来なくなったんですが、口頭で注文を取っていた頃は『つゆだくで』って言う声がかなり頻繁に聞こえておりましたね。私、つゆだくは注文しないんです、むしろ『つゆ抜き』でと頼むことが多いんでうよ。この方がご飯がぱらっとしてお肉の味が引き立って紅生姜の味もはっきりするような気がするんですがどんなもんでしょうね。それに卵はつけない。
……と、言うか、牛丼と卵って私あんまり合わないような気がするんですよね。ほぼ100%の方が牛丼+生卵は美味しいと言われるんですが、つゆの味がぼやけるような気がして私的にはあんまり好みでは無いです。つゆぬきで注文してるからかな?つゆだくにすると合うのかしらん?この辺はちょっと探求してみる必要がありそうな気がしますね。そうそう、牛丼に生卵かけるとき、お醤油って入れるもんなの?その辺も良く分かんないんですよね。
大手チェーン店以外にも牛丼を専門に販売されているお店はいくつかあるんですが、秋葉原にある『牛丼専門サンボ』。外神田3丁目の秋葉原地区、中央通りから一本履いた道に有るお店で、つゆだくが注文不可、ヘッドフォン着用禁止、質問の禁止、携帯電話の電源は切る、会話は小声等々とちょっと癖のあるんですが慣れれば美味しいし最近、神保町の方にもお店をオープンしたらしくてこの辺のおきてみたいなものは少し和らいでるんじゃないかなって思います。ここで良く頂いたのは牛丼よりも牛皿の方かなぁ。牛肉だけでなくてお豆腐なんかも入っててお肉柔らかくて食べ応えあって、秋葉原の街をさんざんっぱら徘徊してお腹すっからかん状態で頂く牛皿は体に沁みたなぁ。昭和54年(1979年)に創業したお店で私が埼玉に来た頃って秋葉原って飲食店が皆無だったんですよね。
なんか食べようとしたら御茶ノ水あたりまで引き返さないとお店が無くて……当時の秋葉原でパートの裏手にラーメン屋さんが一件ある事は有ったんですが、ここが美味しくなくてね~~~。そこしかないからしょうがなく行ってたって感じでしたが、サンボの存在を知ってからは行く事が無くなりました。勿論今は跡形もないみたいです。
アニメ版『うる星やつら』なんかでも頻繁に取り上げられた牛丼は私にとって若さの象徴、そんな風にも感じられる食べ物です。私がこれを食べられる限り、自分は若いって自負できるんじゃぁ無いかなって思います。
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