46.おむすび・おにぎり

『おむすび』は、ご飯を三角形や球状などに形を整えて、海苔のりで包んだり、または具材を包み込んだりして作られるものです。おむすびには、中に具材を入れない場合もあれば、梅干し、鮭、昆布、漬物など様々な具材が使用されることがあります。おむすびは手で持ちやすい形状をしており、外側は海苔で覆われていることが一般的です。


一方、『おにぎり』はご飯だけでなく、具材を混ぜたり包んだりして作られることが多いんだそうで具材は、梅干し、鮭、ツナマヨネーズ、漬物、鶏唐揚げなどさまざまで、ご飯と具材を手で握り、形を整えることからその名前が来てるんですって。


おむすびとおにぎりは、ご飯を手で形を整えたり具材を包んだりする点では似ていますが、具材の有無や形状、海苔の有無など微妙な違いが有ったんですね。だから、コンビニで売られている物はおにぎりなのかな。ま、いずれにしても微妙な差だからあんまり気にすることは無いんでしょうね。要は言い切ってしまえばそれが正しいと解釈すればいいのかなぁ、うん、そう言う事にしましょう。


おむすびやおにぎりは昨今、すっかりコンビニや専門店の食べ物って言う認識が強くなってきましたね。私の学生時代は母親がお弁当に良く作ってくれて家庭の手作りが基本でしたが、ここ最近の風潮として他人が握ったものを食べられないって言う人が増えてるんですってね。


つまり、他人の掌が信用出来ないという理由から来てるんだそうですよ、そこまで潔癖にならなくてもいいじゃんって思うんですけどね。そんな事言うんなら回らないお寿司屋さんのお寿司だって条件的には同じな気がしますけどねぇ、まぁ、職人と言う別格の称号が有るからって言われていしまえばそれまでなんですけどね、最近の日本人は清潔にこだわりすぎてるんじゃないかな、それが逆に免疫を低下させたりする気もするんですがそんな事は無いのかな。


おむすびやおにぎりの具材って何が好きですか?若い頃は鮭とかツナマヨとかが好きだったんですがここ最近は昆布とか海苔の佃煮とか梅干しが美味しくて仕方が無いです。旨味のあるしょっぱさとか酸っぱさってどうしてご飯とこんなに良く馴染むんでしょうね、あったかい緑茶なんかが有ればもうそれで至福を感じる事が出来ますよ。


むかし話なんかでもいろんな場面でモチーフになってきたおにぎりは、神話の時代から作られてきた日本の伝統ある食べ物で、これだけ長く受け継がれてきた食べ方って言うのも珍しいんじゃないかしら。物事って良くも悪くもある程度進化する者ですが、ご飯を手で握るだけ、そのコンセプトが脈々と受け継がれたおにぎりをこれからも大切にして行きたいなぁなんて思う今日この頃でございます。


間も無く涼しくなると思います(……多分ね)そしたらおにぎり持ってどっか野外に出掛けてみたいなぁ、外で食べるのも美味しいんですよね、おにぎり。

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