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  • 第1話への応援コメント

    うーん、一盃口さんの話、だいたいわかります。

    実は、今大好きなアニメ「王様ランキング」なのですが、正に、その敵?の話をして、なぜこんな事をするに至ったのかを描くのですよ。

    こういう手法は、昔からありましたが、今は、こういうのが普通になった感があります。

    逆に、徹底的な悪、それを倒すのにカタルシスを感じる人もいます。
    その感情を幼いと言えば、そうかも知れません。
    でも、現実には、その二項対立の方が大衆には受け入れやすいのが事実だと思います。

    怪獣達が一方的に殺されるのが可哀想とかで、子供への影響を考えるオトナ?の意見で、そんな事になってきたのかなと、私は、思ってました。

    でも、それは、子供の本来的な思考から少しズレてるのかなと、私は、思います。

    水戸黄門とか、時代劇では、勧善懲悪が普通だし、それを受け入れる世代は、子供ばかりでは当然ありません。

    このように、二項対立は、大衆にはハマりやすいのだと思います。

    今、ロシアが悪、ウクライナが善。
    この二項対立が起きてますね。
    その方が分かりやすいからです。

    一盃口さんも、そこを指摘されてたと思いますが、この図式は、もちろん意図的なものでしょう。

    なかなか、一筋縄には行かないのが、世の常なんでしょうね。

    作者からの返信

     あ、風鈴様はウクライナの方もお読み下さってくれていますよね。こっちの方もご覧下さってありがとうございます。

     実は二項対立からの脱出ってものすごく新しい概念なんですよね。戦後の構造主義哲学を批判する形で始まったデリダ等のポスト構造主義が、1960~70あたりで生まれたそうで。それが二項対立からの脱出を訴えました。たぶん、提起される前からそういう考え方はあったのでしょうが、やはりメジャーではなかったでしょうね。しかも二項対立が今でも消えた訳じゃないですし。

     そのような時に使えるのが国等の別々の二項対立を比較することだと思います。資本主義と共産主義でも、明治日本と現代日本でも、民主主義とファシズムでも。
     ただ、こういう話題は人様には引かれやすいので、大衆的なゲームやアニメ等のコンテンツによってそのような正義の対立を学習させることは非常に効果があることでしょう。

     ちょっとこの僕のコメントコピペして次の章に足しますね。

    編集済