第11話 ダンジョンの暮らし
城塞都市アガネードのダンジョンを攻略するシンと奴隷少女三名。
魔玉を利用したヒールを獲得した三名、この他に魔玉を利用したマジックアローの取得もした。
有名人になった名声と、資金は豊富も、奴隷少女三名がいるので、売春婦は買わない、高級娼婦の娼館に暇になったら遊びにいく位。
獣好きなシン、このチャルクは好みの範囲、全体的にバストサイズの大きい女性が好みのシン。
レベルは38のシン、29のラシェルガ、19のアミュルシア、15のチャルク。
鉄の剣に戦うシンは強いも、武器は階級の上がりに難しくなり、この強化を重ねた付与魔法の素材と合成した鉄の剣+Ⅰを手にした。
モンスターの遭遇は小型系の子犬戦士系、中型系のミノタウロス戦士系、大型系のブラッテイベアを狩る33層。
屋内用は防御魔法を展開した圧死か、至近距離から放つ連続魔法の瞬殺か、ゼロ距離用の格闘魔法の乱打か、この魔法戦士歴の長さから容赦ない戦闘になる。
鉄の剣+1、対魔の護符、体力強化の指輪、自然治癒力強化の腕輪、この他の魔法道具もあり、実質的な好調に進む。
タロットカードのシャッフルタイム、付与魔法、合成魔法、他の魔法を封じた様々な効果を占い半分に叶えるやり方。
この日々もあるダンジョンの暮らし。
この帰り道、三名を連れた高級娼婦の娼館に遊びに入る。
娼婦服を着た女性達がお出迎え、厳密には遊び、厳密にはシンは傭兵の為に普通の客とも異なる客層に入る人物。
娼館の女主のミファーナ
「あらまあ、シン様、ようこそ」
シン
「ああ、相変わらず美人だな、たまに美人は得と思うよ、俺も美人だったら人生変わったろうな」
ラシェルガ
「具体的に変わりますか?」
ミファーナ
「変わる要素が余りないわ」
シン
「中年にもなると、若い頃に美人だったら、モテたのに、遊べたのに、騒がしかったのに、様々なモテない僻みや、呪詛を吐かない人生が生きれたのだ」
チャルク
「あんまりかわない」
アミュルシア
「シン様の場合、容赦があると、様々な意味に無理があるような」
ミファーナ
「それで?」
シン
「あー、実は付与魔法、合成魔法の品を手に入れたので、販売にきた」
レアドロップ品や、宝箱からのレア品を売る先でもある。
ミファーナ
「品を見ます」
渡した古い乾パン。
ミファーナ
「乾パン?」
シン
「これな、なかなかの素材でな、食用に素材を変える合成魔法の品と、付与魔法の触媒に画期的な倍加する乾パンなんだ」
ミファーナ
「食用にする素材ですか?」
シン
「そう、つまり、食べても大丈夫にする素材なんだ」
ラシェルガ
「味は乾パンが古い味にした上に、少し辛いです」
ミファーナ
「微妙ね」
シン
「食用を可能にする為に、内面を整える高級な食用なんだ」
ミファーナ
「健康にいい?」
シン
「そっ、しかも乾パンの部分をちぎって使うので長持ちする」
ミファーナ
「面白い素材です」
シン
「つまり、不味い薬をこの乾パンに合成、少し辛い位の味に変える」
ミファーナ
「買います」
不味い薬を変える画期的な乾パン、値段は高価な側の通貨の宝石類。
娼館の現実は様々な商売が成り立つ商業施設、この一行の宝箱の中身を買い取る最大の側、シンの稀少品当たり率が基本的に高い為に通常の鑑定人を越えて直接販売する冒険者でもあった。
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