第58話 廃校での資材探し
あれからしばらくが経ち、土曜日になった。
そして、私は真希ちゃんから一つお願い事をされていた。
それは、私の住んでいる廃校にて、文化祭で使えそうな資材があれば持ってきてほしいという要望だった。
私は、クラスの役に立てばいいと思ったので、今からこの廃校の北館一階の倉庫にて資材を探すことにした。
すると、早速お願いされていたプラスチック段ボールを見つけた。状態は中古ながらそこそこのコンディションだった。
私は、そのプラスチック段ボールをとりあえず保健室(拠点)まで持って行った。
そして、私は文化祭で使えそうなものをもうしばらくの間探した。
すると、丈夫そうなロープも見つけた。
さらに、クレーンゲームの構造の部分でも使えそうなパイプも見つけた。
しかし、私はおなかがすいてきたので、昼食をとることにした。
そして、昼食をとっていると、電話がかかってきた。
「小百合ちゃん、今日小百合ちゃんの家まで来てもいい?」
そう行ったのは、嶺衣奈ちゃんだった。
私は「いいよ」と言った。
そして、私が勉強をしていると、嶺衣奈ちゃんが到着した。
「小百合ちゃん、最近文化祭の準備で学校忙してけど頑張ろうね」
「うん」
私たちは、少しの間門のところで雑談をした。
そして、嶺衣奈ちゃんに一つお願いをされた。
「私のクラスで段ボールが必要になったんだけど、小百合ちゃんの廃校の中に余っているのはない?」
嶺衣奈ちゃんは申し訳なさそうに聞いた。
私は「あるかわからないけど、もしあればあげるよ」と言った。
すると、嶺衣奈とゃんは喜んでいた。
そして、私たちは一緒に北館一階の倉庫まで行って、段ボールを探した。
すると、段ボールれはたくさんあった。
「段ボールたくさんあったから、好きなだけ持って帰ってね」
私はそう言った。
すると、嶺衣奈ちゃんはごっそりと段ボールを持ち帰っていた。
そして、私たちはしばらくの間保健室で最近の文化祭のことについて雑談をした。
すると、外はすっかり暗くなってしまった。
私は、嶺衣奈ちゃんに「泊ってく?」と聞いたが、嶺衣奈ちゃんは「今日は帰ろうかな」と言った。
私は「気を付けてね」と言って、嶺衣奈ちゃんを門までだが見送った。
嶺衣奈ちゃんはまだ暑い九月の夜に自転車でたくさんの段ボールを運びながら帰っていった。
そして、私は夕食を食べて、そこから少し勉強をしてから、嶺衣奈ちゃんに電話をした。
「もしもし、小百合だよ」
「嶺衣奈です。小百合ちゃん、無事に家まで帰れたよ」
私は嶺衣奈ちゃんがそう言ってくれて安心した。
そして、私たちは「おやすみなさい」と言って、電話を切った。
そして、私はすぐに就寝した。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます