沼っているスマホゲームーツイステ

高山小石

美しくてシュール

 有名なツイステこと『ディズニー ツイステッドワンダーランド』。

 その存在を初めて知ったのは本屋さんだったように記憶しています。


 もともと『黒執事』が好きなので、本屋さんで「同じ絵だ、新作?」と思って手に取ったような。

(ぬいぐるみなどのグッズ付き本が大量に平積みされていた)

 

 同じ作者ながら黒執事ではないらしかったので、そのまま戻したのですが。

 気づいたらpixivの人気タグ欄すべてがツイステ関連!(当時)

 本屋、お菓子、雑貨屋にも関連グッズがあふれている状況でした。


 気になってはいたものの、当時はスマホを持っておらず、ゲームできる自信もなく。

 しかし、ポケモンGOとプロセカをした今ならできるかも。あの人気の元が知りたい! とダウンロードしてみました。


 なんというか「想像していたよりもゆるい」というのが第一印象でした。


 私が勝手に、ヴィラン(悪役)メインのおどろおどろしい話だと思っていたのですが、やんちゃな男子たちの寮生活を一緒に楽しめる感じでした。

(といっても4章途中までの感想ですが)


 ゲーム的には、いわゆるデイリー(毎日こなすべき課題)がない。

 あるのはウィークリー(1週間でこなせたらOKな課題)のみ。

 しかもレベル上げがほぼ放置でOK。


 ボールを投げまくらなくても、全集中で画面をタップしなくてもいい。

 なんてラクなんだ!!

 初心者向けというだけはあります。

 

 一番困ったのは最初にキャラクターを1人選ぶところで、20分ほど熟考しました。

 まったく知らないキャラを、顔と声とプロフィールから1人選ぶのは、私には難しかった。


 選んだ後は、スピーディーに話に巻き込まれて、話の途中にミニゲームがはさまるのに驚いたものの、プロセカで鍛えられた反射神経のおかげでリズムゲームはさくさくクリアできていたのが、カードバトルで詰まりました。


 そうか。これはカードを鍛えなくちゃ進めないゲームなんだ。

 そういえば、最初のガチャでカードをもらってたね。


 私の基本プレイスタイルが「とにかく物語をどんどこ進める」なので、カードのレベル上げを最低限しかしていなかった。

 

 魔法学校の学生らしく授業でレベル上げするんだけど、授業が3種類あって、それぞれ上がるレベルやもらえるアイテムが違う。

 最初は授業中のセリフを聞いていちいちタップしていたけど、LOOPボタンを見つけてからはひたすら放置。AP(多分アクティブポイント)が10あって、十分で1回復するので、すぐ全回復する。


 APがたまっていれば放置(レベル上げ)。隙間時間があれば放置(レベル上げ)。とにかく放置(レベル上げ)。

 そのうちグルーヴィーという絵を裏返す(カードの威力がパワーアップする)のもわかってきた。

 しかもSSR(スペシャルレア)カードだけは特定の誰かとペアで魔法攻撃できるらしいと知り、攻略サイトで詳細を確認。


 それにしても、あんまり男子に萌えない自分だからか、ツイステの魅力がいまひとつわからない。


 大好きな漫画家さんの絵なので、みんなすごくイケメンだ。

 ミニキャラも動きがいちいち可愛い。

 誰一人として格好つけることなく、それぞれマイペースなのがいいんだろうか?

 むしろ憤怒したり叫んだりといった、崩れた表情を見られるのが珍しくていいのかも?


 いったいあの人気はどこから来ているのか。

 私がすでに若くないから、もうそれを感じられないだけなのか。

 いやいや、きっとどこかでグッとくるはずだ。


 そう思いながらレベルを上げつつ話を進めていると、イベントが始まった。

 私の初イベントは、正月イベント『Sam's New Year Sale 2022』。


 ちょうどカードバトルでメインストーリーに詰まっていたところに、そこのキャラが出てきて、その人となりを知れたのが嬉しかった。良いカードが欲しかったので、イベントの報酬カード(イベントポイントをためれば入手できる)をゲットすべく頑張った。


 このイベントのおかげで、各寮にいるキャラにずいぶん馴染めました。

(まだメインストーリーもカードストーリーもそんなに読めていなかったので)


 イベント時は、普段のゆるさと比べて若干ガッツリかなぁという印象。


 そして『NRCマスターシェフ 魚の魅惑』、続いて『豊作村のケルッカロト』。


 来たきたキターー!! 


 まず、マスターシェフのはじまりと音楽にやられました(笑)。

 この全力感!


 続くケルッカロトの、世界観や架空のレースといった丁寧な作り込みかーらーの、

  

 笑い!!!


 あぁそうだ。

 私が『黒執事』のどこが好きかといったら、繊細な作画、綿密に裏付けされたダークな世界観、なのにあちこちに笑いがあるところだったわ(個人の感想です)。


 まさにあの感じをディズニーコラボで体感させてくれるとは!

 ありがとうございます!!

 

 イベントの開催頻度がゆっくりなのは、毎日ガッツリゲームできない勢にはありがたい。


 普段はゆるーく放置でレベル上げして、イベントを頑張ったら報酬カードが手に入る。

 ガチャできる鍵も、10連鍵を必ず毎月一回お得に魔法石で買えるし、1連鍵も4本分は魔法石や試験メダルで手に入れられる。


 つまり、ひと月にガチャ14回分は確実にためられる。


 ウィークリーミッションをこなし、コツコツレベル上げしていれば魔法石(ガチャもできる)もそこそこたまるので、推しを狙ってためて、ここぞという時に使えば、連続して推しイベントが重ならない限り、欲しいカードが出るまでガチャれそうな優しさがある。

(偶然かもしれないが、私の推し誕生日カードは無事にゲットできた)


 ガチ勢からしたらゆるく感じるかもしれないけど、このくらいの方が社会人や学生さんにはいいのかも、と思いました。


 私もゆる~く楽しみます。


 惜しむらくは、プロセカをしている身からすると、私がダウンロードする前に行われていた過去イベントエピソードを読めないところ。


 どんな笑いがあったのか気になります!

 笑いがなかったとしても、どんな話だったのか知りたい!!


 調べたら、過去イベントをまれに復刻してくれているみたいなので、復刻を楽しみにしております!

(物語も気になるし、推しの限定素敵カードも欲しぃい)

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沼っているスマホゲームーツイステ 高山小石 @takayama_koishi

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