登場人物紹介その28 ギャリガン将軍



名前:エド・ギャリガン

年齢:52才

性別:男

種族:ドワーフ


使命:ルード王国の防衛、外敵の討伐!

職業:ルード王国軍将軍。

趣味:筋トレ、鍛錬、ベヒーモスの世話。


好きなこと:戦い、戦槌、勇猛な人物、クラリス陛下。

嫌いなこと:臆病者。


略歴

先祖はグラーセス王国からの移民。

ルード王国の東端で生まれる。

家が貧しかったため叔父の鍛冶屋に弟子として子供のころから働かされる。

鍛冶屋になるより兵士になりたいと考え、子供には扱えないサイズの戦槌を振り回して筋トレに励む。

鍛冶と訓練の結果、岩のような筋肉を作り上げる。

ベヒーモス目当てで鎖国中のグラーセス王国への潜入を試みる。

グラーセス王国の戦士に見つかり殺されかけるも逃げ延びる。

ルードとの国境付近でベヒーモスに乗った隻腕のドワーフと遭遇。

決闘を申し入れ戦い、引き分ける。

隻腕のドワーフに気に入られ、彼から子供のベヒーモス、ドルーガをもらう。

ドルーガを育て始める。

ルード王国軍の兵士になる。

成長したドルーガを乗りこなし、周辺諸勢力との紛争に勝利を重ねて出世していく。

クラリス誕生、護衛隊長として2年間を過ごす。

叔父に随行してガルーナに、アーレスたち竜の鎧を叔父が打つのを手伝う。

ケイン・ストラウスと試合を行う。

ドルーガ、巨大なベヒーモスに成長。

ギャリガン、多くの戦功が認められ将軍になる。

女王になったクラリスに忠誠を誓い、各地のドワーフ勢力との交渉に赴く。

ファリス帝国軍の視察に向かう。

圧倒的な戦力に対して脅威だと判断する。

グラーセス王国に独断で同盟を打診するも断られてしまう。

ギャリガン将軍、ファリスの侵攻に備えて若い兵士たちへ猛特訓を開始。

ファリス帝国、ルード王国を経済封鎖。

じり貧の戦況になるなか徹底抗戦を主張し続ける。

第七師団、ルード王国領内に侵攻。

女王クラリス、『パンジャール猟兵団』と契約を結ぶ。

ギャリガン将軍、愛牛ドルーガと共に戦場へ向かう。





将来の夢:世界旅行、隻腕のドワーフとの再戦、ベヒーモス軍団の創設。




・見た目

白髪まじりの厳つい風貌をしたドワーフ族。岩団子といった見た目であり、年齢を感じさせない強靭な筋肉の持ち主です。ドワーフらしく太い歯を持っていて、戦場では牙を剥くように笑う。



・性格

短慮で豪快。ドワーフ族の戦士そのものといった思考回路の持ち主です。退くことを好まず、猪突猛進を自分の生き様だと信じています。

それでも長年の軍人生活があるため、攻め一辺倒の戦術しか採れないわけではありません。短慮であるため、攻撃的な連携の戦術を実行するよりも、敵の動きに合わせて即応する防御の戦術の方が適している側面も持っています。


自身と愛牛ドルーガの最強の攻撃方法は、敵の中央突破です。圧倒的に巨大な牛の突撃と、その背中に君臨し長柄の戦槌を振り回すギャリガン将軍が持つ突破力は騎馬のそれの数十倍になります。

一戦士でありたいと考え、クラリスからもそれを尊重されているため将軍であっても突撃することが許されています。


グラーセス王国軍において最強の威力を出せる突撃方法の一つは、ギャリガン将軍とドルーガにおける中央突破であり、他の将校たちはその戦術に連携して動くように普段から訓練しています。



・武器

戦槌、巨大かつ長柄のハンマーです。ドワーフ族の強靭な体躯で振り回すその威力の前には鎧と盾は何の効果も持ちません。




・家族

妻と4人の娘がルード王国にいる。

娘たちは鍛冶屋と商人に嫁いでいます。

ギャリガン将軍は孫を軍人にしたいと考えていますが、娘たちには秘密です。



世界観

ギャリガン将軍にとって世界とは外敵がうろつく危険な場所です。

クラリスと自分の一族の住むルード王国の外には、昔から領土的野心に駆られた勢力がいくつもいました。大国でないルード王国の軍人として、周囲の強い勢力から祖国を守るためには努力が必要でした。


外交交渉、貿易に関してはルード王家と『ルードの狐』が秀でていて、その分野では全く自分は役に立たないとも感じているため、戦士であることに集中したくもあります。


他のルード王国軍の幹部たちは知性的な軍人が多く、彼らの方が器用に戦術に応じて動けると信じています。

それゆえ、やはり自分の役目はシンプルに敵へ突撃して打ち崩して来ることで、他の難しいことは部下と後輩たちに任せた方が上手くいくだろうと考えてもいます。


外敵の多すぎる世界から、祖国とクラリスと一族を守るために敵の群れに突撃することだけを仕事にしたいと考えています。そして、その方がきっとルード王国軍も機能すると感じています。若い部下たちを疑うことがないため、部下たちからは信頼も集めてはいます。


また、仕事人間であるため日常や家庭よりも軍務を最優先してしまいます。あまり日常生活に向いた人物ではありません。


そのため娘たちの価値観において、軍人に対して良い印象はあまりなく、娘が軍人に嫁ぐことはありませんでした。



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