登場人物紹介その21 アボット村のドワーフ鍛冶師
名前:トーポ
年齢:80才
性別:男
種族:ドワーフ族
使命:鋼を叩く。
職業:鍛冶師。
趣味:鉱石採掘。
好きなこと:鍛冶屋の仕事、シチュー、山歩き。
嫌いなこと:仕事が出来ない状況。
略歴
大陸東方部のドワーフ族として生まれる。
鍛冶屋修行として大陸を歩き回る。
妻を娶りガルーナの隣国のドワーフ集落で店を開く。
子供が三人生まれる。
妻と子供たち全員が流行り病で死亡。
集落の崩壊と共に仕事もやれなくなったため、南下してファリス王国に向かう。
ファリス王国で鍛冶屋を始める。
弟子を多く育て、名声を得る。
店を一番弟子に譲り、自身は小さな店で鋼を叩く余生を送ろうと計画。
ガルーナ王国とバルモア連邦のあいだに戦争が勃発。
妻の故郷にある妻子の墓を移そうと旅立つ。
墓から妻子の骨を回収するも、バルモア連邦軍に捕まる。
ガルーナ崩壊と共に、ガルーナに強制的に移住させられる。
バルモア連邦軍およびファリス王国軍のために街道で蹄鉄を打つことを強いられた。
抑留で疲れていた本人は受け入れる。
店の裏手に墓を作り、鍛冶屋として暮らす。
3年後、竜/ゼファーを目撃する。
ソルジェとリエルが訪問。
ソルジェの装備品を見て気に入り、協力者の一人になる。
将来の夢:鍛冶屋として最期の日まで働く。
・見た目
高齢でくたびれたドワーフ族の老人。白い大きなひげを生やしています。長年、鋼を打ち続ける仕事をしていたせいで、両耳が難聴気味。視力もかなり怪しくなっているが、鍛冶屋としての体力は維持しています。
猟兵の装備を整備できるレベルの腕前を持ち、鍛冶屋として達人です。蹄鉄や鍋を打つ仕事をしていますが、仕事が入ればどんなものでも一流の品を打てる自信と技量を維持しています。
・性格
すべきことはもうした、と考えている人物。余生を鍛冶屋として過ごせれば彼にとっては何も問題はありません。ドワーフ族は蹄鉄職人としてファリス帝国の主要な商業路を維持する役目を持っているため、それほど迫害されることもありません。
とくにトーポは温厚であり素直な人物であるため、村人たちからも親しまれています。ガルーナは質の良い鉄が採れますが、それを打つための職人が現在では不足しているため、彼の需要はあり、トーポはその需要に職人として応えることを満足に思っています。
腕の良い職人として猟兵たちからの仕事を受け、リエルの協力も得ることでミスリルのやすりを作ります。
亜人種の奴隷たちにつけられる、言葉一つで首を絞めて痛めつける呪われた首枷に対してこのやすりを使うことで、首枷を動かすための呪いを破壊できます。ミスリルは魔銀と鉄などの金属を混ぜて作成。魔銀は採掘することもできますが、ゼファーのうろこから回収できもします。質の良い魔銀が欲しい場合は精錬が必要です。
・武器
鍛冶屋としての70年の経験値。およそあらゆる金物を作成可能。武器も防具も作れます。
ドワーフ族の感覚。ドワーフ族だけに使える特別な感覚を有しています。金属と精神的に対話することが可能です。質を把握することが可能で、ドワーフ族たちはその感覚を有していることで最高の鍛冶師になれます。
・家族
血縁者は全員死亡。
弟子はドワーフ族や人間族を問わず、多くの弟子が各地にいる。なお弟子たちからはガルーナ・バルモア戦争に巻き込まれて死亡したと考えられています。
世界観
トーポにとって世界は鍛冶場です。鋼を打ち続けることが出来れば、それで幸せです。
目の前に火が入った赤く輝く鋼があることが世界の全て。
己の技巧と鋼と対話しながら、作業し続けることで満足しています。
ソルジェたちに協力したのは、ソルジェやリエルの装備品から強い意志を感じ取ったからです。職人として応えただけ。少しだけ認知症も入っている人物です。
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