第3話 告白
その日帰ってお風呂に入っていると、紗奈先輩のことが頭から離れなくなってしまった。
しかし、翌日からは、紗奈先輩にてっきり会わなくなってしまった。
しかし、それと反比例するように紗奈先輩のことが頭から離れなくなってしまった。
僕は、紗奈先輩に告白をすることにした。
しかし、紗奈先輩を探しても全く会うことができなかった。
僕が紗奈先輩に会えたのは、終業式の日の朝自転車置き場で自転車を置いているところだった。
そして、紗奈先輩に終業式が終わった後に屋上で待ってもらうことにした。
「紗奈先輩、今日の終業式が終わった後に屋上で待っててもらえませんか?」
僕がそういうと、紗奈先輩が照れていた。
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「紗奈先輩、今日の終業式が終わった後に屋上で待っててもらえませんか?」
私は、何なのか気になったが、特に亜矢理君に何も聞かないで、お楽しみにすることにした。
亜矢理君が困るかもしれないけど、亜矢理君の用事の後に、告白することを決めた。
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終業式が終わり、終礼が終わると同時に僕は、屋上に向かった。
屋上につくと、紗奈先輩が、ベンチに座って待っていた。
屋上には、何人か人がいたので、僕は、紗奈先輩を、人が少ない倉庫裏に連れて行った。
「どうしたの?」
紗奈先輩が、何をするか気になっていたらしい。
「紗奈先輩、最近紗奈先輩の事で頭がいっぱいになっています。僕は紗奈先輩のことが好きです、付き合ってください!」
少しの沈黙があった後、紗奈先輩の顔が真っ赤になった。
そして、紗奈先輩が、「いいよ。私こそよろしくね」と答えながら僕を抱きしめた。
しばらくの間紗奈先輩とハグをし続けていた。
「亜矢理君は、今日部活あるの?」
「ないよ。紗奈先輩は?」
「私もないよ。あと、亜矢理君は今日の予定はあるの?」
「ないよ。公園デートしよう。」
「いいよ。」
いきなり紗奈先輩が僕から手を離した。
そして、紗奈先輩の顔が真っ赤になっていた。
さらに、僕の顔も熱を持っている。
そして、紗奈先輩と腕を組みながら近くの公園まで行った。
その公園は、遊具とかはあまりなく、人気も少ない。そのためほぼ2人だけの状態で、時を過ごせた。
まずは、2人のラインの連絡先を交換した。
紗奈先輩にかわいいスタンプを送信してみた。
すると、紗奈先輩が笑った。
その直後紗奈先輩のお腹が鳴った。
「亜矢理君、近くのコンビニでご飯買いに行かない?」
「ちょうど僕もお腹がすいてるから行こう」
近くのコンビニで、おにぎりを2つずつと、飲み物をかごに入れて、レジに行った。
紗奈先輩が財布を持っていなかったので、僕が支払った。
先ほどの公園に戻り、2人でご飯を食べて、夜まで話した。
「あ、もうこんな時間」
紗奈先輩が時計を見たころには夜7時になっていた。
その日は、もう帰ることにした。
家に帰ってからも、紗奈先輩と明日の予定を決めていた。明日は、お互いに部活がないので、2人で遊ぶことにした。
行き先は、科学館にした。
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