第14話 やっぱり、あれは・・・

 前話にてお話した通り、ブラッシー先生、運転手のお仕事が結構おありでして、まあそれも、運転免許を所持していて、なおかつ日常不断に運転されているからできることではあるのですが・・・、


 ならば、タクシーでも運転されたら?


と思うのですけど、これまで述べてきたようなお話から、そんなお仕事されたらどんなことになりそうか、予測もつこうもの。

 てなわけで、やっぱり、なかなか、そううまくはいかないのよね。


 それだけじゃ、ない。


 選挙がらみのお仕事も、有力国会議員の方も引退されたし、どんどん候補者も若返っていますし、それに伴って、運動員も高齢化し、さらには若返っていくというのが、この世界の常ってものでしてね。

 政党とか地域とか議会の違いを問わず、そこは、一緒なのですね。

 それこそ、何期も議員を務められている、私の親と同学年の方のじむしょにしてみても、やっぱりそう。まれに若い人がいたら、その人はまずもって、政治家志望者か、さもなくば議員の親族か・・・、そんなところ。50歳になってしかも私が6歳になってすぐ亡くなった父方の祖母よりも少しは長く生きている(現時点で)私でさえも、その事務所では、若い側から数えたほうが早いって始末でしてな。政治家志望者と親族をのぞいたら、まさに、栄えあるかハエも飛ぶのをやめたくなるかの1番ってわけでしてねぇ・・・。

 いやはや。


 そんなところに、私より2回り近く年長のブラッシー先生、しかも、こういう方がいつまでも出入りできるかと言われると、確かに確かに・・・、なところはありましょうね。

 加えて、よく知るベテランスタッフの方なんかからは、


やっぱり、あれは・・・、


ってな感じになるのも、無理からぬことのようです。

 実際、そんな話をお聞きしました。いやはや。

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