ピクニック
「情報提供のみならず相談にも乗ってくれて助かったぞアッシュ、ありがとう。
それとは関係ないが今回のダンジョン崩壊を止めた功績はデカい。
ランクアップは確実だと思ってくれ、どのランクにするかは決めていないが楽しみにしていてくれ」
ギルド長が立ち上がり領主との打ち合わせの準備をしつつそう言った。
「別に良いですよこの位、でもランクアップは嬉しいですね楽しみにしときます。
それじゃ俺は飲みに行くんで領主様との打ち合わせ頑張って下さい」
俺はその言葉に笑いながら答え執務室を後にした。
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「あっ!ご主人様!お疲れ様です。
エールで良いですか?」
俺が酒場に着いて直ぐにソフィアが近づいて来て、飲み物はエールで良いか聞いて来た。
「ああ、キンキンに冷えたエールを頼む。
ツマミはポテトフライで」
俺はソフィアにエールとポテトフライを頼み適当に空いてるテーブルに座る。
それから夜中まで酒を飲み歌を歌い過ごした。
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ゴーン ゴーン
「ん、んん・・・ふぁ〜・・・まだ寝てるか」
俺は7時の鐘の音で起きたがソフィアとエイミーはまだ寝ている様だ。
「風呂に入るか」
ソフィアとエイミーを起こさない様に気をつけて起き上がり、風呂場に向かいお湯を溜め身体を清める。
「ふぅ〜気持ちいいな・・・さて今日は何をしようかな」
俺は湯船に浸かり息を吐き身体の力を抜きながら呟く。
「・・・市場をまた巡るのもありか・・・そうだ、後で二刀流のスキルポーションも作っておかないとな、米も食いたいからまたあの店に行くか」
俺は今日の予定や、やりたい事を口に出して頭の中を整理していると。
コンコン
「ご主人様、入っても宜しいでしょうか?」
ソフィアがドアをノックをして聞いてくる。
「ああ、いいぞ・・・(ガチャ)おはようソフィア」
「はい、おはようございますご主人様」
ソフィアはタオルで身体の前を隠しながら入ってきた。
「ククク、今更身体を隠したところで意味ないだろ、俺に身体の隅から隅まで見られただろうに」
俺は笑いながらそう言うと、ソフィアは顔を赤くし怒って来た。
「も、もう!それとこれとは別です!ご主人様のエッチ!」
「はっはっはっ!すまんすまん。
それよりエイミーはまだ寝ているのか?」
俺はソフィアに謝りながら聞く。
「はい、姉さんはまだ寝ています、それと今日は何をするのですか?」
俺の問いにソフィアは、かけ湯しながら答え今日の予定を聞いて来た。
「それがな、まだ決まってないんだよな。
あ、米は食べに行くぞ?」
ソフィアは俺の言葉を聞いた後、笑顔になりこう言って来た。
「それじゃあ、街の外にある森に行ってみませんか?森には川もあるし木の実やキノコなんかも有って、森を歩くだけで楽しいですよ!
昨日は頑張りましたし、今日は皆んなでピクニックなんてアリなんじゃないですか!」
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