第16話 『ワンちゃんは郵便配達の天敵か』


 さて、こんやは、みなさま、いかがですが。


 土曜日の晩は、比較的、衝撃的な事件事故が少ないような感じはしますが、かんじです。


 けさの、ゆめが、かなり、恐ろしいゆめでした。お話として纏まるか、ちょっと検討中ですよ。しかし、なにかが、仕掛けている雰囲気があるのだ。


 やましんの、あたまのなかには、中央からやってきた、とっぷ、地方から、のしあがったとっぷ、役立たずのやましん。ちょっと仲良し、さまざまな、パーツがありました。


 やましんの『おはなし』劇場をたてて、みたいな。もう、志願切れです。


 


 やましんの、亡き父も母も、大正時代の生まれです。


 父は、まだ10代のころ、郵便配達をしていたことがあると申しておりました。


 すると、やはり、ワンちゃんがいるおうちは、難関だったとか。


 あるひ、非常に危ないワンちゃんが(ブルドックさん?)いるおうちに、配達があり、激しく攻撃されるなか、とにかく、配達したところ、なんだか急に静かになって、やれやれ、と、帰りかけたのですが、なんだか、お尻が重たい。


 ふと、見てみれば、件のワンちゃんが、父のお尻に噛みついて、ぶら下がって、不思議そうな眼で、父を見上げていたんだとか。


 ワンちゃん対策に、厚手の防護衣を入れていたらしい。


 セールスマンの方は(やましんも、やってましたが………)、わりと嫌われることが多いのですが、郵便配達のかたは、嫌われるわけではないでしょうけど、ワンちゃんには、なかなか、区別はつかないようです。


 嫌われても、日本いちのセールスマンさんに、輝くかたもあります。


 さっぱり輝けない場合もある。


 どんな職場でも、トップもあれば、最下位もありますでしょう。


 やましんは、一生懸命はやるのですが、なにやっても、だんだん、最下位に近くなります。


 つまり、基本的に、やましんの人生のあり方は、ラヴェル先生の『ボレロ』の、逆方向に進むわけです。


 最初は、元気良く。だんだん、デクレッシェンドしてゆき、最後は、消えてしまいます。


 ああ、もうすぐ、消えそう。


 まてまて、最後は、じぶんで、フルート吹いて、ちょっと保ちましょう。


 もだめ。 

 

  

     🕯️ なまごみだあ 🕯️

 

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