プロローグ?
「うおぇぇぇぇぇぇ」
気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い
早く、早く、あの子のところに行かなくちゃ。
男に触られた。
大嫌いな男に……
まだ、あの子にすら触られてないのに……
早く早くあの子で上書きしなくちゃ。
早く早く
思い出すだけでまた吐き気を催した。
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ
このまま私の純潔が男に破られるなんて絶対に嫌だ。
はぁはぁ…
息も絶え絶えで走る。
もう何キロ走っただろうか?
いや、そんなに走ってないか……
駄目だもう頭もまともに働かない。
疲れた。
もうやめたい。
でも、走らなきゃ走らなきゃ走らなきゃ走らなきゃ走らなきゃ走らなきゃ走らなきゃ走らなきゃ
足を動かすことだけを考えろ
私の純潔を守るために
クソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソ
そもそもあの時からだ。
あの時にあんな選択したせいで。
クソ過去の自分を呪ってやりたい。
出来るなら過去の自分にあの選択するなって言ってやりたい。
どうしていつもいつも私だけこんな目に合わなきゃならないんだ。
不平等だ。
不公平だ。
秩序はどうした
正義は
何が
何が忍耐だ
何が慈悲だ
誰が許してくれる
誰が救ってくれる
自分か?
それとも彼氏、彼女か?
親か?
警察か?
政府か?
法律か?
誰も救ってくれやしない
いや、一人だけたった一人だけ私を救って、許して、そばにいてくれる人がいる
彼女だ。
彼女だけが私を……
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