第10話 

 今朝、とても寒かったです。

 今年、一番の寒さだった気がします。


 布団をかけているからと思って、エアコンを切って寝たら、あまりの寒さに目が覚めました。寝ぼけながらもエアコンのスイッチを入れても温かくなりません。暖房は少し待たねばならなかったか? 頭が働かないでいると、布団がかかっていませんでした。ボクは寝相が悪です。


 地球温暖化だとかで暖かかったから、そんなに布団をかけていませんでした。すんごく暖かい布団はどこかにあるはずですが、出すのと探すのが面倒で出していませんでした。


 後悔しました。





 こんな内容で本当に良いのだろうか。

 そう反省して、お風呂に入りながらいろいろと考えていました。


 このままではらちが明かないから、もうエッセイ風は諦めてボク、源九郎義経の幼少期の話、つまり牛若丸の話にしてしまえば良いのではないか。


 ……それって、二次創作ってことにならないのか?

 耳なし芳一は二次創作になるんじゃないかと思って応募していません。けっこう可愛く書けているから短編で行けるのではと思っていたのですが。


 昔話の牛若丸をオマージュしたで良いのでは? でも別にオマージュなんてしてないけど。牛若丸。


 聞いた瞬間、は? って思いました。

 いろいろすっ飛ばされすぎてて、絶句しました。


 そもそも、本人が書いているんだから、エッセイで良い気がする。自分が小さい頃のことを思い出して書いているんだから自伝ですか?

 自伝ってカクヨムコン10に応募できるの? 平気だよね。


 ただ問題があります。


 あまりに小さすぎる頃の話は、さすがに覚えていません。

 乳飲み子だった頃に会ったかもしれない父上のことはまったく覚えてないし。


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