その27.私は誰からも歓迎されていない

先日、1か月ぶりのメンタルクリニックでした。先月の別居・離婚騒動があって、かなり私の内面が荒れ果てていたのですが、やっと落ち着いた、ということをカウンセラーに話しました。


その時に気づいたのですが、私の自分の容姿についての自身の無さ、です。

私には、今現在、私の容姿や私の在り方(MtXとしての私)を、無条件に肯定してくれる存在がいない。

私は、誰かに「あなたはそのままでいいんだよ」「その髪・ファッション・靴・アクセサリー、素敵だね」とか、とにかく褒めて欲しいけど、そう言ってくれるリアルの相手は存在しない。

妻からは、先日の喧嘩の件からもわかるのですが、私の容姿を受け入れている訳ではありません。子供たちは、きっとよく分かっていない。

家にも職場にも、友人にも、私にそう言ってくれる人がいない。


だから、私は、今の私のまま、人生を進んでいいのかどうか、不安で仕方がない。誰かに肯定してもらえると、「あぁ、このまま生きていっていいんだ」と安心できる。でもそうじゃないと、この不安はずっとずっと続いていくに違いない。


なんだか、そう気づいた時に、すごくこみあげてくるものがあって。

主治医に話をしているときに嗚咽を堪えることができませんでした。


「こんなことに気づかなきゃよかった」という後悔。


みんな、こんな孤独に耐えて生きていってるのかな。

誰からも歓迎されていないかもしれないのに、独りで自分の人生を、それでも進まなくちゃいけないとは、なんて残酷なんだろう。


寂しさと共生するしかない人生って、何なんだろう。

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