第31話 Twitter
大学に入学し友達がチラホラできた頃。皆か、「Twitter」や「Facebook」に熱中していた。僕は興味がないので、「どの授業が楽単か!」しか興味がなく、しかなく「Facebook」に登録だけしておいた。
とある日、ある友人が
「森君のTwitterアカウント教えてよ」
言ってきた。
「Twitterやってないよ」
というと「嘘でしょ!?」とそこまで驚かなくてもいいのと思うくらいの表情をしていた。
「Twitter楽しいよ!俺なんてほら、1日100回以上は呟いてるもん」
とスマホを見せてきた。僕にとってはそっちの方が驚きだった。
(何をどうすれば100回以上呟けるんだよ……)
そう思いながらも
「どんな内容呟いているの?」
と尋ねると彼は自身のTwitterを見せてくれた。
「あぁ、トイレ行きたい」
「〇〇教授の講義クソ怠い」
「なんか今日は雨降りそう」
「エレベーター混みすぎwワロスw」
「右前方の子タイプ」
「今日は左足の爪先が痛い」
「靴紐が解けた」
「スマホなバッテリー残量がヤバスw」
そして彼はこのツイートを見せてくれた後にこう言った。
「いいね!がなかなかつかないんだよね」
どこに「いいね!」要素があるのやら……
たわわな愚痴 ばってんがー森 @maronchan3373
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