クロエリア

〇概要

名前:クロエリア【Cloelia】

種族:ヒト(レーマ人とランツクネヒト族のハーフ?)

性別:女

年齢:29歳

生年月日:統一歴70年1月8日(仮)

出身地:アルビオンニア属州アルビオンニウム

初登場:第247話 新しい立場

 (名前だけ「第207話 聖貴族様の恋バナ」で登場)

備考:ルクレティア・スパルタカシア付きの侍女。平民プレブス出身。

 本来ならルクレティアほどの上級貴族パトリキの侍女には最低でも下級貴族ノビレス出身者が務めるものだが、ルクレティアの祖母ラナティアを介護した際の働きぶりが認められ、ルクレティア付きの侍女に抜擢された。


〇身体的特徴

身長:168㎝

体重:57㎏

肌の色:オークル

髪の色:濃い茶

髪型:後ろで三つ編み一つ。

目の色:黒

備考:


〇家族

 なし


〇来歴

統一歴70年1月8日(0):孤児院の前に捨てられているのを発見される。以後、孤児院で育てられる。

統一歴75年9月(5):天然痘にかかり、生死の境をさまよう。顔に痘痕ができる。

統一歴82年1月8日(12):療養院に奉公に出され、家事や傷病者の世話をはじめる。

統一歴89年3月(19):スパルタカシウス家に奉公にあがる。

統一歴89年7月15日(19):エヴェリーナ・スパルタカシア(26)が死去。

統一歴89年8月20日(19):一度スパルタカシウス家から解雇される。

統一歴92年11月1日(22):再びスパルタカシウス家に奉公にあがる。

統一歴93年6月4日(23):ラナティア・スパルタカシア(58)が死去。

統一歴93年6月15日(23):ルクレティア(8)付きの侍女になる。

統一歴96年3月11日(26):ルクレティア(12)のレーマ留学の為アルビンニウム出立。

統一歴96年7月1日(26):ルクレティア(12)がレーマ神学校入学

統一歴97年8月12日(27):アルビオンニアでフライターク山噴火

統一歴98年1月(28):ルクレティア(14)がレーマ神学校を中退、アルビオンニアへの帰途につく。

統一歴98年4月(28):アルトリウシアへ帰郷。


 孤児院育ちの捨て子であり両親は不明。誕生日も孤児院で拾われた日付である。

 孤児院はかなり劣悪な環境であり、その中でたくましく育ったため向こうっ気が強い。5歳の頃に天然痘にかかるが孤児院ではまともな治療は受けられず、高熱にうなされて生死の境をさまようが辛うじて生き延びる。ただし、この時の影響で痘痕が残ってしまう。

 12歳になってから孤児院に併設された療養院の手伝いに駆り出されるようになり、収容された傷病者や老人の世話や施設の掃除洗濯等家事仕事をするようになる。

 19歳の頃、一度だけスパルタカシウス家に奉公にあがる。エヴェリーナ・スパルタカシアが妊娠し、本来スパルタカシウス家に奉公していた使用人たちがエヴェリーナの身の回りの世話に集中したため、手が足りなくなった分を補充するためだった。しかし、エヴェリーナが出産の際に母子ともに死亡してしまったため、葬儀やその後の片づけが終わると一度解雇されてしまう。

 その後再び療養院で働くが、22歳になって再びスパルタカシウス家に奉公に上がる。ラナティア・スパルタカシアが寝たきりになり、再び使用人たちの手が足らなくなったためだったが、介護に慣れていることが知られてからはラナティアの身の回りの世話(主にシモの世話)をすることになる。

 介護の甲斐なくラナティアが死亡し、再び解雇されるかと思っていたら、ラナティアの介護をしていた姿を評価され、今度はルクレティア付きの侍女に任命された。最初の2年ほどは侍女の更に下働き的な立ち位置であったが、仕事をしながら合間に礼儀作法等の特訓をみっちりと仕込まれ、統一歴96年からルクレティアのレーマ留学への随行を命じられる。以後、ルクレティア専属の侍女として働き続ける。

 物語開始時の統一歴99年4月10日はルクレティアは祭祀のためにアルビオンニウムへ行っていたが、今回は留守番を命じられていた。


〇物語開始後

統一歴99年4月10日(29):ハン支援軍アウクシリア・ハン叛乱事件発生。

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