他の方も書かれている様に付き合ってから好きになるという考えに至らないんでしょうね。

付き合う＝両想いである

と思い込むんでしょうが、実際は世の中の多くが片想いの状態のまま付き合うんですよね。

それが出来る出来ないは恋愛経験の有無じゃなくて、本人の度量の問題。

作中の主人公は思っていた恋愛像とその流れの速さに思考がついていってないのはわかるのだが、あの一晩があって、それなりに日々は経過しているのにも関わらず、自分と向き合っていないのは同性として少し残念な気もする。

付き合ってから好きになる努力をすれば良い、という発想には……至らないんでしょうね。
翔くんはお見合い結婚も「好きでもないのに結婚っておかしい」って考え込むんでしょうか。

やっぱり翔は自分の気持ちに気づいていないのか……なまじ真剣に応えようとしている分ドツボにハマると。葵ちゃんへの瑞樹ちゃんのアドバイスはもう通った道？