終章

そして、時間は現在に戻る。

あれから一年、その後も何度か先輩とフィクションのような体験をしたのだが、それはまた別の機会に。


とある3月の放課後、卒業生も無事旅立ち、その分静かになった生徒会室

「あのな佐崎、実はアタシ来年度は生徒会長に立候補しようと思ってるんだ、お前、私が当選したら副会長やってみないか?」

「宮本先輩、部長と生徒会長の二刀流本当に出来るんですか?」

僕は呆れて切り返した。


おしまい

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