浩太様、圧巻の95話。読ませていただきありがとうございました！
素晴らしい文章と共に、言葉だけで目の前に浮かぶような海の表現と少年を取り巻く苦難、そしてそれに耐え、乗り越え、前に進む心象の表現。
もしかしたらですが書きながら涙が出ていたのではないでしょうか？（きっとこの小説、私ならボロ泣きで執筆してます。）

雪さんの最後を勝手ながら邪推すると、社会に馴染めず自殺したんじゃないかとチラッとはじめ思っていたのですが、お亡くなりになられた原因も病気だった事から作者様の【心の病気】で登場人物を見捨てたくないと言ったやさしさが見えてくるような、そんな気が致しました。見当違いならば申し訳ありません。

そして文章の締めくくりの一文。

暗さを孕んで愛を見放すコータ君が一縷の光を見つけてくれた喜び。
我々読者に悲観しないで・諦めるんじゃない、頑張るんだと言う気持ちに昇華させてもらえるまさにこれしかないと思える一文だったので感動しました。
そしてそれによっていかに私がコータ君に感情移入させられていたかを思い知ることが出来ました。

レビューの星が３つ迄しか付けられないのが残念です。これからも素敵な作品をご執筆ください。ありがとうございました。☆☆☆☆☆

切なさとか、悲しさとか、愛しさとか、色々なもので心を締め付けられたり、温められたりしました。
素敵な物語をありがとうございました。