第60話 悪魔の弟子達
#スタートレック #悪魔ゴーガン #集団自殺 #エンタープライズ #カーク船長
主人公 カーク船長 脇役 子供たち(トミー)
印象に残ったセリフ
女の子「トリアカスが映ってると思ってるのね?」
トミー「自分で思っているだけだよ」
ストーリー
惑星トリアカスから緊急連絡を受けたエンタープライズ。急遽向かったスターンズ科学植民地での大人たちは集団自殺し全滅していた。ところが、親の悲劇を気にも留めず子供たちは楽しそうに遊んでいる。調査の結果、カークたちは悪魔ゴーガンが子供たちを操り、自分の王国を建設しようと企んでいることをつきとめる。
感想(ネタバレ注意)
いや、転送位置を確認せずに部下を転送させるってどうなのよ。
それはまあ、ともかくとして。
今回のエピソードの見どころは、
子供たちがかなーりえげつない行動をするところでしょうか。
部下が次々と幻影にヤラレてしまい、ブリッジが大混乱しているその原因、
子どもたちにあることはあきらかなのですが、
子どもたちにまったく手出しをしない
カーク船長っていったい……。
いちばん笑ったのは、保安部員あいてにカーク船長が、
わけわからん言葉をしゃべくりまくるシーンですね。
それを見たスポックが、自力で我に返って
カーク船長をターボリフトに連れ込んで大接近。
このふたりの仲を疑うシーンでした。
いやー、BL好きな人は大感激だろうなあ。
子どもとなると甘くなるのがカーク船長、
なのに最終的には「殺すしかない」というのも極端な話ですな。
ところがその直後に、チェコフに殺されそうになっちゃうなんて……。
スタトレ時代にも、家族フィルムが存在するのは、
まあ、いいとしましょう。
個人データだから、暗証番号とかセキュリティがあるはずですが、
それがないというのもヘンだけど
そのフィルムのおかげで子どもたちが正気に戻るところ、
なんかご都合主義っぽくない?
この緑色の幻影って、何者なんだろう。
邪悪な残留思念ということになってるけど、
そのわりにはカンタンに退散したような……
悪魔を呼びだす呪文というか、
その一連の戯れ歌に、
ちゃんとリズムが取れてるところ、
訳者の腕が素晴らしいと思いました。
ぜったい木原たけしさんだな。
『バイオニック・ジェミー』でも
詩の訳出が秀逸でした。
このドラマで訳者の名前が出ないのが残念ですね。
ところで、この時代から野沢雅子さんが
声優をやっておられていたんですねえ。
たしかにあの方の声だと言うことが
すぐわかる、特徴的な声です。
いまでも現役でバリバリやっておられるんですから、
野沢雅子さんって、ある意味、
この悪魔ゴーガンよりこわいかも(爆)
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