第58話 透明宇宙船
#スタートレック #ロミュラン #偽装宇宙船 #エンタープライズ #カーク船長
主人公 カーク船長 脇役 女司令官
印象に残ったセリフ
ロミュラン女司令官「我々の祖先は、ヴァルカン人と同じ系統の人種です。あなたには理解できないでしょう、我々はヴァルカン人に好意を感じます。遠縁の身内です」
ストーリー
いつも沈着冷静なカークが、いつになく緊迫してイラだっている。しかも、禁止区域であるロミュラ帝国と連邦の間に設けられた中立ゾーンにエンタープライズを侵入させてしまう。突如ロミュラ宇宙艦隊が出現して包囲され、カークはロミュラ船に連行されてしまう。実はカークたちはロミュラ帝国が開発した装置に関して極秘命令を受けており……
感想(ネタバレ注意)
そりゃそうとカーク船長のロミュランメイク、
さいこーで、大笑いしました!
みょーに似合ってたね。また見たい(爆笑)
ミスター・スポックの殺人グリップ……(w
その後もスポック、いつもとぜんぜん違って
女司令官を「たらしこむ」手腕がカーク船長そっくし(笑)
このエピソードの見どころは、敵のロミュランの女司令官とスポックの会話かな。
女司令官は、すっかりスポックの魅力にヤラレてしまい、
自分の立場さえ忘れて、スポックのために装います。
カークたちも、あんな理知的で魅力的な司令官をだますなんてひどい。
エンタープライズで拘束されても、ロミュランとしての誇りを失わない司令官が印象的でした。
この当時から、女性が司令官を務めているんだから、
ロミュラン帝国はクリンゴンどころか、連邦よりも進歩的ですね。
テレビドラマの時代は、まだウーマンリブの時代じゃないしね。
ところでこの話で連想するのは、イスラームとユダヤの関係です。伝説では
イスラームの民族と、
ユダヤ民族とは「先祖が同じ」で
つまり、ロミュラン帝国におけるヴァルカン星人と
似たところがあるんですね。
いまはあまり、仲がいいとは言えませんが
かつては、イスラーム人は、ユダヤ民族や
同じ聖書を教典としているキリスト教徒に
親しみを感じていました。
ロミュラン帝国がイスラーム人を指しているのかどうか、
わかりませんが、
先祖が同じということで、親しみを感じていたのに
ユダヤ民族やキリスト教徒に裏切られてしまった歴史が
イスラーム人にはありますから、
いま、こうしてヴァルカン星人に裏切られてしまったため
ロミュラン司令官が、怒り、憎むかとおもいきや
スポックが、『唯一の真実でした』というと、
すべてを許してしまう。
真実が一部でもあるのなら、
恨みも憎しみも措いて融和をこころみる。
世界平和って、そういうところから来るのかも
しれませんね。
恨みや憎しみを措くのは、根性いるけどねー。
やっぱり平和が一番よ。
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