#156 偽物たちの空
「王女殿下より我ら
「はっ。私にお命じになるということは、
竜騎士長“グスタフ・バルテル”の言葉を聞いて、右近衛長“イグナーツ・アウエンミュラー”は胸中の自信を隠しもせずに頷く。
「そのとおりだ。実をいうと、最初は殿下が飛竜でもって向かわれようとしてな……」
「まずご自身が動かれるのは殿下の美点かとは思いますが、それでは我ら騎士の立つ瀬がありませんね」
「左様、さすがにお諫めした。よって飛竜は動かせぬ」
「問題ありません。我らと“
近衛隊とは王女フリーデグント直属の部隊を指し、左・右近衛の二部隊を合わせて天空騎士団を構成している。
イグナーツはそのうち右近衛を率いる騎士団長にあたる人物だ。天空騎士団竜騎士長であるグスタフが右腕と目す青年である。
満足げだったグスタフがふと表情を引き締めた。
「……イグナーツ。お前たちに頼むのは、これがただの偵察ではないからだ」
「禁じの地とは
「そこまで直接的な意味はないかもしれん。だが奴らの言いようもあまり良い意味とは取れなかったからな」
「承知しました。その正体、しかと見極めてまいります」
不敵な笑みを残し、イグナーツは出撃の途についた。
パーヴェルツィーク軍の拠点から一隻の
右近衛の旗艦にしてパーヴェルツィーク軍にその名を知られる武闘艦である。
空飛ぶ大地は広大だ。パーヴェルツィークとて全体を知っているわけではなく、いかなる障害があるとも知れない。
十分に警戒しながらの航行は、予想を外して大した障害とも遭遇しなかった。
「拍子抜けとは言うまいが。それにしても遠いことだな」
「空飛ぶ大地が広いほど、鉱脈も数多くあるということです。喜ばしいことではありませんか」
船長席についたイグナーツのぼやきに、副官が肩をすくめて返す。
「いかなる障害が行く手を阻むかと楽しみにしていたのだけどね、こうも平穏では退屈なのも仕方がないさ。さて、そろそろ目的地も近いはずだが」
「あの山を越えた辺りですね」
「よし、一息に越えるぞ。高度を上げる、船内に通達せよ」
「はっ! 伝令! 山上まで高度を上げる、周囲のエーテルが濃くなってくるぞ。各自防護服を身に着け船体の異常に気を配れ!」
船橋につめた船員たちが復唱し、伝声管へと命令を伝えてゆく。
高純度エーテルを流し込まれた
空飛ぶ大地に突き出た山々を越え、“輝ける勝利”号はさらなる高みへと昇っていった。
「船員、船体各部ともに問題ありません」
「よろしい、さすがは右近衛だ。あとは羽根つきがでたらめを言っていないことを祈るばかりだね」
山肌を流れる雲が垂れ込め、“輝ける勝利”号は薄灰色の空に突入する。
視界はひどく悪い。十分に訓練を積んだ船員たちにとっても緊張は免れない。船は速度を落とし、慎重に進んでいった。
やがて雲は途切れる。そうして開けた視界の先、彼らは真実と出会った。
「あれはいったい……何なんだ?」
イグナーツは訝しむ。
船の進路上には切り立った“何か”がある。山にしては奇妙な形状で、まるで柱のように突き出ているのだ。
ハルピュイアたちが示した情報からすると、どうやらこの突き出した物体こそが目的地であるらしい。
「岩か……? いいや、違う……! あれは、まさか」
すぐには理解できなかった。残る雲に霞んでいたこともある。
しかし風が覆いを流し去ったとき、彼らは突き出た物体の正体に気付く。
「あ、あり得るのか!? あれが全て、“
空飛ぶ大地のほぼ中央に位置する。山脈に囲まれた盆地のような場所に、それはあった。
まるで棘のように三角錐形が天へと伸びており、うっすらとした虹の光を常に纏っている。
「か、閣下……。あれは」
「わかっている。
彼らが狼狽するのも無理はない。
船のある場所から、源素晶石までの距離から大きさを推定すると、太さだけで飛空船の全幅などはるかに超え高さにいたっては飛竜戦艦の数倍にも及んでいるのだ。
史上空前の規模を持つ源素晶石塊が、彼らの目前にあった。
実に長い間絶句していた騎士たちだったが、やがて言葉を取り戻す。
「まったくもってたまげましたな……いくら羽根つきにとって意味がないものとはいえ。これだけの源素晶石があれば、どれほどの船を生み出せましょうか」
「呆れるよ。船では数えられん。一国が軽く百年、いやそれどころではないほど動くだろうな」
「しかも地上に出ているだけでこれです。地下にはどれほど埋まっていることか……」
驚きを通り越して呆れを感じる。
イグナーツは人目をはばからず笑い声をあげた。人間、あまりにも規模が大きなものを前にすると馬鹿馬鹿しさが先に立つものらしい。
「ははは……! 禁じの地だと? 本当にとてつもない秘密を抱えていたものだよ!」
「まさしく最高の宝でございますな。お知らせすれば、殿下もことのほかお喜びになるでしょう」
「そうだ。しかもこの地にはハルピュイアが近寄らないのだろう? 願ってもない、ここは我らパーヴェルツィークの所領となるべき地だ!」
「まさか他国には渡せませんね」
“輝ける勝利”号は動き出し、ゆっくりと超巨大源素晶石塊の周りを確かめて飛ぶ。
塊は山地に囲まれた、すり鉢状の地形の中央から突き出している。周囲には雲がたなびき、地には木々が生い茂っていた。
その時、伝声管の向こうから緊迫した声が届いた。
「監視より報告! 地上から何か上がってくると!」
「ふふ。当然、何事もなきはずもなしか。さぁ竜騎士たちよ、我らの戦場だ。伝令、総員に出撃準備!」
「応!」
伝令が走り、臨戦態勢にあった竜騎士たちはすぐさま動き出していた。
船が腹を開き、中から次々に竜が飛び出してゆく。船から離れた
素早く空中に陣形を描く飛竜を見送り、イグナーツは遠望鏡を伸ばして覗きこむ。
木々の周囲にわだかまる雲が不自然にかき乱されている。その中にぼんやりと、巨大な獣の影が確かめられた。
「あれは羽根つきたちの乗る魔獣というものでは? やはり奴ら、我らに楯突くつもりでしょうか」
「決めるには早い、奴らも一枚岩ではないのかもしれないしね。それに羽根つきだとしても……我らの“友人”ではないのならば、遠慮する必要などない」
イグナーツは獰猛な笑みを浮かべる。
そこにはいかなる障害をも叩き潰して見せるという、右近衛を率いる者としての矜持が見て取れた。
その頃、陣形を描いて進む竜闘騎は、上がってくる魔獣たちと遭遇しようとしていた。
「魔獣というものか。羽根つきめ、待ち伏せか? ……いや、様子がおかしいな」
距離が近づき魔獣の姿がはっきりしてゆくにつれ、騎操士が表情を歪めてゆく。
彼らも知識としては知っている。ハルピュイアが騎獣として用いる獣は
だが今向かってきている獣はその対極ともいえるもの。
鷲頭獣とは異なり、その姿を表すならば醜悪の一言に尽きる。
それは四つ足の獣としての姿と、一対の翼を備えていた。
鷲頭獣と比べて一回り以上は大きな体躯を持ち、全体がごわついた体毛に覆われている。
奇怪なのが頭部だ。それは三つの首を備えている――それだけならば
ひとつは獅子に似てうねるような鬣を持っている。ひとつは山羊に似てねじくれた角を持っている。残るひとつは鷲に似て歪な嘴が突き出している。
およそこの世にある魔獣の中でも抜きんでて奇怪な姿を備える、未知なる獣。名を“
「なんだあれは……あのような獣がこの世にいるのか」
「わからんが言葉も持たぬ獣に容赦は無用。一気に蹴散らすぞ!」
奇怪さに言葉を失ったのも束の間、竜騎士たちはすぐに戦意を取り戻す。
応じるように竜闘騎がマギジェットスラスタの出力を上げた。
加速して一気に接近すると、
混成獣はまったく避ける様子もなく、撃たれるがまま爆発に包まれ、空中に炎が渦巻いた。
「ふん、見掛け倒しか。あっけないものだ、竜闘騎の敵ではない」
「しょせんは獣だ……いや待て、墜ちた様子がないぞ」
周囲を飛び戦果を確認しようとしていた竜騎士たちが異常に気付く。
魔獣を直撃した炎は未だ空中にわだかまったまま、死骸が落ちてゆく様子はない。
勝利を確信していた彼らの元に緊張が戻ってくる。
次の瞬間、炎を蹴散らし混成獣が躍り出た。
法撃を受けたことによる被害は毛が焦げた程度だろうか、恐るべき耐久力だ。
三つの頭部がそれぞれ勝手に吼え、まったく衰えぬ戦意を露わにする。
「法撃を食らえば飛空船だって無事では済まないのだぞ!?」
魔獣たちは怯むことなく前進を再開する。
力強く羽ばたきまっすぐに竜闘騎へと向かっていった。竜闘騎は再び法撃を放ち迎え撃つ。
幾たびも炎の華が咲き乱れる――が、魔獣たちの動きに衰えは見えない。
「突っ込んでくるばかり! こいつら知能ってものがないのか!?」
「しかししぶとい……いつになったら墜ちるんだ」
不気味さは尽きることがない。だが竜騎士たちは自らの優位を確信していた。
混成獣の速度では竜闘騎に追いつくことはない。どれほどの耐久性があろうとやがて限界が来る――。
だが魔獣というものは凶暴であり、残忍であり、そして狡猾だった。
混成獣の三つの頭のうち、鷲の頭が嘴を開く。しわがれたような奇怪な鳴き声が響き、魔法現象が発動した。
大気操作の魔法が凶暴に吹き荒れ、魔獣の巨体を一気に加速させる。
持続時間はさほどでもない、だがわずかな距離を詰めるのには十分だった。
「馬鹿なー!?」
残る口が一斉に開く。
耳障りな音と共に魔法現象が巻き起こった。獅子の口から長く伸びる炎が、山羊の角から轟く雷鳴がそれぞれ迸る。
圧倒的な破壊の嵐。たとえ盾を構えた幻晶騎士であっても耐えられはしないだろう、それが空を舞う竜闘騎であればなおさら。
一騎の竜闘騎が爆炎に包まれる。
魔獣の牙は彼らが抱く幻想を吹き飛ばすのに十分だった。
「この……獣風情が!!」
竜闘騎が激しい加速と共に肉薄する。竜脚を伸ばし、爪の代わりに取り付けられた鋭い刃を構えた。格闘戦の間合いだ。
混成獣もまた爪を振るうが速度で勝る竜闘騎を捉えられない。
幾筋もの剣閃が魔獣を切り裂くものの、やはり致命傷には至らない。無尽蔵にも思えるほどの生命力だ。
「しぶとい! いい加減にー……!」
業を煮やした竜騎士はついに生物最大の急所、首元を狙い。
ふるわれた一閃は、魔獣の牙によって受け止められた。獅子の貌が強靭な顎で刃を噛み止め、竜闘騎の動きを封じる。
そのまま圧倒的な膂力でもって首を振り回し、飛竜をぶん回す。
さらに山羊の貌が大口を開けた。口腔に構成される魔法術式。魔力は現象へと転じ、角から雷撃が迸る。
竜闘騎の翼が、脚が弾け飛ぶ。
翼を失った飛竜がもがくように蠢きながら大地へと落ちていった。
竜騎士たちは奮戦した。何度も法撃で魔獣を打ち据え、竜脚をもって切り裂いた。
いかに頑強な混成獣とて不死身ではない。
一匹、また一匹と討ち取られてゆくが、獣が怯むことはなかった。
自身がどれほど傷つこうとも混成獣は暴れることを止めない。
命尽きる瞬間まで魔法を放ち爪を振るい、目に付くもの全てを破壊するという狂気に憑りつかれている。そこに理性は介在せず、ただただ純粋な暴力だけがある。
竜騎士たちの背筋を冷たいものが走った。
飛空船から戦況を見ていたイグナーツが表情を険しくする。
「これが羽根つきたちのおびえる理由か? 確かに一筋縄ではいかなさそうだが、我が国の百年のために退いてもらうぞ」
船長席から立ち上がる。察した副官がすぐに伝令を飛ばした。
「近衛長が出撃される! 竜頭騎士を準備せよ!」
「この場は任せたぞ」
「承知いたしました。ご武運を」
船橋を出たイグナーツはそのまま船倉を抜け、船首へと向かう。
通常の飛空船ならば
操縦席へと乗り込んだイグナーツが伝声管を開く。
「位置についた。始めてくれ」
後方の通路が閉じる。
直後、船首像の周囲がにわかに動き出した。折りたたまれていた
装甲が開き、内部に収納されていた巨大な竜脚が現れる。
竜脚は爪を開くと、船体から突き出した槍状構造を掴んだ。
「固定解除、
「
飛空船本体との接続が外れ、船首像とその周囲が固定器ごと前進した。
「近衛長、いつでも」
「よし。切り離し後、本船は安全圏まで退避せよ。では参る!」
イグナーツは一息に鐙を踏み込む。マギジェットスラスタから激しく噴き出した炎が飛空船の防御板を炙った。
次の瞬間発進台の固定が外れ、船首像は爆発的な加速度をもって空へと飛び出してゆく。
突き出た長大な槍、巨大な竜脚に広がった翼が翼竜を思い起こさせる形だ。
これこそ右近衛長機、竜頭騎士“シュベールトリヒツ”である。
「魔獣とやらめ、これ以上の狼藉は私が許さない」
シュベールトリヒツは竜闘騎の倍の全幅がある大型機である。
さらに内部には魔力転換炉を二基搭載しており、増大した出力から圧倒的な加速性能を誇る。
轟と噴射音を響かせ、槍を構えた竜が飛翔する。
混成獣の一匹に狙いを定め、一気に距離を詰めて。恐るべき速度で突き出された槍が強靭な魔獣を正確に捉えた。
獅子の貌が吼え、開いた口に槍が突き刺さる。
暴力的な勢いは魔獣の頑強さなど歯牙にもかけず、一息の間に貫いた。首と身体が引きちぎられ、残った首が悲鳴を上げながら落下してゆく。
「お前たちには我らの勝利になってもらうよ」
行きがけに混成獣を蹴散らしたイグナーツの姿に、竜騎士たちが勢いを取り戻す。
「おお! さすがは近衛長!」
「後に続け! 一槍となって敵を穿つぞ!」
竜闘騎がシュベールトリヒツの後ろにつく。
美しい楔形陣形を描いた竜騎士たちが猛然と魔獣の群れに斬り込んでいった。
圧倒的な突撃能力を有するシュベールトリヒツが加わったことで、竜騎士たちは目に見えて勢いを増す。
魔獣の群れを翻弄し、着実に傷を負わせてゆく。
そうして勝利は竜騎士たちのものになるかと思われた――。
――“ソレ”は突如として起こった。
戦いの場に咆哮が満ちる。空間そのものを震わせるかのような唸りが、その場にいるあらゆるものへと襲い掛かる。
「くっ……なんだ、これは!? まだ魔獣がいるのか!」
「どうなっているんだ!? 耳を、覆っても……!!」
咆哮というにはあまりにも奇怪に過ぎる。ただ音として広がるだけではない、耳を覆ったところで止まらずに伝わってくる。
それは頭痛ともまた異なる、例えるならば頭の中に無理やり何かをねじ込まれるような不快感を伴っていた。
「上がってくるぞ!」
苦しみの中にあった竜騎士たちは、見た。
高まる不快感と共に、強烈な気配を放つ何ものかが現れようとしている。
木々の間から突き出すように翼が現れる。
続いて持ち上がる巨大な首。岩石じみた甲殻に覆われた先端部が開き、乱杭歯を露わとする。
再び咆哮が広がり、竜騎士たちはさらなる苦痛に苛まれた。
「くうっ……はは! なるほど、あれしきでは容易いと思っていたところだが、親玉がいたということか……!」
イグナーツは歯を食いしばりながら不敵な笑みを浮かべる。
どれほどの困難を前にしても、その闘志が損なわれることはない。
その間に巨大な翼を羽ばたかせ、ソレは空へと上がってきた。
周囲の景色を歪めるほどの猛烈な気流。圧倒的な巨体が魔法現象によって空に支えられている。
飛び立ったことで全身がはっきりと見える。
甲殻が折り重なった異様な頭部。金属質の光沢を帯びた眼が多数見える。
長く伸びた首の根元にはずんぐりとした胴体がある。突き出た甲殻から薄い羽根を広げ、それとは別に短く不格好な腕があった。
竜騎士たちは言葉を失い、その奇怪な獣を見つめる。
歪ではあれど、その“形”から連想されるものがある――。
「馬鹿な!! あれは、あれではまさか。まるで飛竜ではないか!」
「いいや。あれこそが真なのだろう。我らのように象ったのではない、生きた
だが竜騎士の一人が不満げな声を上げた。
「どうにも不快ですな。あのような不格好な竜など」
言われて改めて見てみれば、確かに言い伝えにある竜とは異なる印象を受ける。
多くの場合にあるような蜥蜴に似た形ではなく、もっと説明しづらい違和感があった。
いうなればこれは“竜モドキ”であり、奇妙なちぐはぐさがある。
いかに魔獣といえど、見知った生物とは根本的な食い違いを感じるのだ。
「どうあれ敵であることは確か。ならば我々の仕事は変わらない」
イグナーツは歯を食いしばり手足に力を入れる。
シュベールトリヒツが推進器を動かし、飛翔を再開した。
「竜モドキに混ざりもの、確かにここは禁じられるべき地だ。しかし我々にも退けない理由があってね!」
竜闘騎たちもまた動き出し、シュベールトリヒツに続く。
応じるかのように竜モドキが咆哮をあげた。
竜騎士たちは思わず耳を塞ぐが、やはりまったく遮ることができず不快感が沸き起こる。
だが魔獣にとっては不快なものではなかったようだ。
混成獣たちは直前までの制御不能な獰猛さが嘘のような様子で、竜モドキに付き従うかのごとく集まった。
聳え立つ巨大な源素晶石塊を背景に、竜闘騎士に率いられた飛竜の群れが飛ぶ。
それを迎え撃つのは竜モドキと異形の魔獣の群れ。奇しくもどこか似た姿を持つ、二つの集団が激突する。
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