#111 遭遇戦

 森の中を小さな足音が駆けた。

 カエルレウス氏族の新米魔導師マーガである小魔導師パールヴァ・マーガは、聞きなれた微かな足音に気付いて振り向く。


小魔導師パール、カエルレウス氏族の皆さん。お待たせしました」

師匠マギステルよ! 戻ったのか」

「はーい小魔導師パールちゃん! 元気してたー?」


 木々の間を軽快に駆けてくるエルたちの姿を見つけ、小魔導師はちょこんと座りこんだ。腕をぶんぶんと振り回すアディに小さく手を振って応える。


「それで、小鬼族ゴブリンとの話はどのような目を出したの……だ? む。師匠よ、何か増えてる」


 小魔導師は彼らの後ろを見て首をかしげた。そこに見慣れぬ小鬼族がついてきていたからである。


「……巨人族アストラガリ、カエルレウス氏族でしたか。エルネスティ殿は本当に、巨人たちに受け入れられているのですね」


 小鬼族の青年であるザカライアは、エルたちの前で行儀よく座っている小魔導師を眺め、ひどく複雑な表情を浮かべていた。

 彼の記憶にある巨人族とは、巨体をもって高みより見下してくる傲慢な種族だ。小さなエルたちの目線に合わせて座るなど有り得ないことであり、さらに師匠などと呼んでいるなどと想像の埒外であるといえよう。


「もしも我々も、あなたたちのように付き合えていれば……。いえ、せんなき話ですか」


 彼が感慨にとらわれている間にも、小魔導師が氏族の皆を呼び集める。ぞろぞろと、森の中から巨人が顔を出した。

 勇者フォルティッシモスが頷く。


「小鬼族の勇者よ。待っていたぞ」

「勇者さん! それに皆さんも。大変に良い知らせがあります」

「ほう。小鬼族が、いかなる真を持っていたか」


 集まったカエルレウス氏族の巨人たちの前で、エルは小鬼族の街で見聞きしたことを話し出した。

 巨人たちは神妙な表情で彼の話を聞いていたが、さすがにルーベル氏族が動き出すと聞いた時にはざわめきを抑えきれないようだった。


「なんということだ。ルーベル氏族は、“氏族”そのものを不要に見るというか……」


 勇者は唸り、天を仰いだ。氏族間で争いが起こるのは、巨人族の歴史の中でも珍しいことではない。むしろ氏族同士の問いこそが彼らの歴史と言ってもよい。

 だからと言って他の氏族を全て滅ぼそうなどと考えたのは、ルーベル氏族が史上初めてであろう。


穢れの獣クレトヴァスティアあれば、それも目のないことではない。今見れば、真眼の乱において奴らが他の氏族を滅ぼしきらなかったことこそ不思議といえるかも知れんな」

「あるいは時を経て考え方が変わったのか。しかし今回ルーベル氏族が慌てて動き出した理由のひとつに、侵入者の存在があります。おそらくは僕の仲間たちでしょう。だから少し、申し訳ないのですけど」

「何を悪いことがあろうか。同胞を助けるは、当然のことだ」


 小魔導師が、ゆっくりと首を横に振った。エルはふわりと微笑んで、小さく頭を下げる。


「ならばこそ、再び諸氏族連合を立ち上げねば。このまままなこ逸らしていては、ルーベル氏族の前に倒れるばかり」

「もちろん、賢人の問いを啓くべきだ! だが間に合うか? ただでさえ、我らは百都メトロポリタンの近くにある」

「それだけではなかろう。我らは一度は閉じかけた瞳、何を言って諸氏族を集めるというのか……」

「言葉で伝える時間などない。何としても瞳開かせるまで」


 勇者はじっと押し黙り、議論百出するのをじっと聞いていた。やがて三つの瞳を巡らし、エルたちを見やる。


「小鬼族の勇者よ。ルーベル氏族が穢れの獣を使えないというのは、どこまで真実なのか。それによって我らがとるべき目は、大きく変わる」


 エルが口を開きかけたところで、彼に代わってザカライアが進み出る。巨人たちの前に跪くと、勇者を見上げた。


「それについては、我ら小鬼族がお約束いたしましょう。次の問いにおいて、穢れの獣がルーベル氏族に与することはありません」


 勇者は、それまでとは打って変わった厳しい目つきで彼を睨む。


「小鬼族の勇者よ。これは?」

小王オベロン様より預かりました、彼の一族の者です。連絡役としてついてきてもらいました」


 勇者はぐっと身を乗り出し、ザカライアの姿をじっくりと眺めまわした。巨人の影に覆われ、ザカライアの全身が緊張する。


「目と耳の代わりであったとして、お前は口に代わることはできるのか」

「連絡役と言えど、ある程度答えることを小王様より許されております。信じていただくほか、ありません」


 彼の顔ほどもある目玉が、じっと睨みつけてくる。少しでも気を抜けば体は震え、歯が鳴り出しそうだった。当たり前のことだ、自分のことなど一瞬で挽き肉に変えてしまえるだろう巨大な存在を前にして、平然と親しげに振る舞える者のほうがおかしいのである。

 彼の主である小王は、幻獣騎士ミスティックナイトという力を背景にしてそれを可能とした。ならば、この小さな少年少女はどうやって――。


 重圧のあまり、知らず彼の思考がそれだしたところで、勇者が先に顔を上げた。


「小鬼族の、氏族を背負ってきたか。ならば言葉に偽りはなかろう」

「信じていただき、ありがたく……」


 最初の難問を潜り抜け、ザカライアがわずかに胸をなでおろした、次の瞬間。勇者の声音が厳しさを増した。


「だが、お前たちがそのつもりであったとして。良い目が出るとも限らん」


 ルーベル氏族が穢れの獣を従える方法そのものについては、カエルレウス氏族はおろかエルたちも知らない。小鬼族が何かしら仕掛けることは信じるとして、それが確実であるかどうかは別の問題だった。


「そ、それは……!」


 一気に血の気の引いたザカライアには興味なさげに、勇者は立ち上がる。


「どうあれ、ルーベル氏族が動くのは確かなこと。ならばまずは、諸氏族連合をなすことが肝心だ」


 穢れの獣がいようといまいと、問いの準備はしなければならない。諸氏族連合の結成は絶対であった。

 ようやく百都の近くまで潜り込んだところであるが、惜しんではいられない。彼らはすぐさま取って返し、ルーベル氏族と戦う準備をしなければならないのである。


「それについては、僕に少し提案があるのですけれど」

「む、師匠?」


 ほんわりと笑顔を浮かべながら、エルが手を挙げる。


「あなたがたに預けていた、僕のカササギがお役に立つでしょう」

「お前の、幻獣を?」


 勇者と小魔導師が顔を見合わせた。カエルレウス氏族が預かっているエルの幻晶騎士シルエットナイトカササギは、空戦仕様機ウィンジーネスタイルと同じく空を飛ぶことができる機体である。

 それだけ見れば強力であるが、しかし利点ばかりでもない。


「……師匠。確かにアレは速い。だが、その……あんなもので諸氏族を回れば、まず敵対するのではないか?」


 カササギは移動速度だけでいえば素晴らしい性能を有する――が、致命的なまでに見た目が禍々しいのである。

 魔獣の素材を多用したという事情はあるものの、エルが独特のセンスを全開にして作り上げた結果、皆して一目で敵だと確信したような代物だ。


「確かに、見慣れない飛行物体がやってくれば警戒心を抱くかもしれません」

「エル君。問題はそこじゃないよ?」

「ですがご安心ください。カササギは、巨人の一人くらいならば連れてゆくことができます」

「! そうか、その目があるか」


 カササギと共に空を飛んだことのある小魔導師が、はたと手を打った。色々と無理やりな部分はあるものの、カササギのもつ数々の特殊機能は非常に価値の高いものだ。


「どなたか一人、僕と共に西へと向かいましょう。そうしてすばやく諸氏族を説得して回るのです」

「ふむ」


 勇者は薄く眼を閉じ、考え込んだ。

 エルの提案は理にかなっている。ルーベル氏族が動くことを決めた今、悠長に歩いて戻る余裕はない。空を進むことができれば、問題のうち時間に関するものは大幅に緩和される。


「小鬼族の勇者よ、お前の提案は価値あることだ。しかし残る問題もある。一人でか、ならば誰が行くべきか……」


 カエルレウス氏族の生き残りの中で、最も力のあるものは勇者である。諸氏族の説得を少しでもうまくやるには、彼が行くしかない。

 同時に悩ましいのが、彼が抜けてしまえばカエルレウス氏族の戦力は大きく低下するということだ。生き残った氏族の守護を重大な役目のひとつと認識する勇者にとって、簡単には頷けないことであった。


「……勇者よ」


 勇者が頭を悩ませていると、小魔導師がおずおずとした様子で進み出た。


「我が……師匠とともに、諸氏族の説得に向かおう」

「小魔導師!? だが、お前は未だ魔導師に代わるほどには……」

「未熟はわかっている。でも、今ここで動かなければなんのための四眼位、魔導師か」


 巨人族に独特の序列である“眼位オキュラス”の上では、四眼位をもつ小魔導師が最も位が高い。多くの場合、氏族の長には眼位が高い者がつく。カエルレウス氏族では、先代の魔導師がそうであった。

 他氏族を説き伏せるのであれば、眼位の高い者に任せるのが望ましい。理屈の上ではわかっても、勇者は難色を示していた。


「だとしても、一人しか行けぬとすれば。小魔導師だけで危険に立ち向かえるか」

「大丈夫ですよ。小魔導師パールであれば巨人の中では身軽ですし、カササギと共にあればいかなる災いあろうとも逃げ切ってみせますから」

「そっちか」


 エルが自信満々に頷くのを見て、勇者はしばらく目を閉じ考え込む。それから氏族の巨人たちといくらか意見を交わすと、長い溜め息をついた。


「小魔導師よ」

「はい」

「氏族の言葉を、お前に託そう。為せるか?」

「必ずや!」


 小魔導師が意気軒昂に頷く。巨人族の未来を賭けた重大な役目を背負い、しかし彼女に怯む様子はなかった。

 勇者は何か眩しいものをみつめるように目を細めていたが、やがて氏族の巨人たちに向けて振り返った。


「我らもここで瞳閉じているわけにはいかない。遅くなるが、後を追おう」


 カエルレウス氏族は方針を定める。

 それを見たエルは、隠してあるカササギのほうへと足を向けた。


「では話がまとまったところで。僕たちも出発の準備をしましょうか」

「ねー、エル君。カササギで小魔導師パールちゃんを運ぶのはわかったけどさー」


 ちょこちょこと彼の後を追いながら、アディはある懸念を抱いていた。


「もちろん私も一緒に行くんだけど。もしかして」

「あ、そうですね」


 エルもまた彼女の言わんとしていることに気づいて、さらに追いかけてくるザカライアへと振り返った。彼は当然とばかりに大きく頷く。


「私もエルネスティ殿にお供します。そのために来たのですから」

「でしょうね。でも三人は、カササギに乗り切れないかなぁ」


 カササギの操縦席は、元はイカルガのものである。ただでさえエルの体格に合わせて作られている上に、数々の機器を詰め込んであるため非常に狭いのだ。三人もの人間を乗せたら、すし詰め間違いなしである。

 困惑を浮かべるエルの横で、アディもまた難色を示していた。


「さすがにダメだから。操縦席は私とエル君の場所です!」

「それもどうかと?」

「しかし……あなたがたの、空を飛ぶ幻獣騎士を使われるのでしょう。ならば徒歩でついてゆくわけにはいきません。そして諸氏族連合結成のために向かわれるとなれば、これを確かめることは私の使命です」


 ザカライアも頑として譲らない。何のためにこの少年についてきたのか。小王より直々に任されるだけあって、彼は生真面目な性格をしていた。


 カササギ一機で巨人一体と三人を運ぶ。これは地味に難問である。特に三人のほうが。

 エルはしばらくの間うんうんと悩んでいたが、やがて面倒くさくなってふわりと笑みを浮かべた。


「では、こうしましょう。ザカライアさんは掌に載せて運ぶということで」

「……なっ」


 恐るべき大暴投を受けて、さすがの彼も表情を引きつらせる。

 魔の森の空はどこまでも広い。そこを飛んで進むというだけでも一大事であるが、しかも幻晶騎士の掌に載ってゆくなど困難極まりない。

 ザカライアは与えられた任務の困難さに、眩暈すら感じ出したのであった。


 約一名が悲壮な覚悟を決めているのを他所に、エルとアディはさっさと準備を整える。

 アディはカササギの操縦席に乗り込むと、シート周りを見回した。


「むー。まぁ座れなくはないかな。じゃあエル君、こっちこっち」

「えーと、もしかして」


 シートにおさまった彼女がぽんぽんと叩いて示すのは、膝の上。そこに座れという意思表示を受けてエルが眉根を寄せた。


「普通に座るのでは、ダメでしょうか」

「こうしないと操縦席におさまらないから仕方ないよね!」

「本当にそうでしょうか。それとずっと膝の上にいると大変ですよ」

「エル君を乗せてなら……大丈夫!」

「なんですかその変な自信は」


 すったもんだありつつも、カササギは動き出していた。

 吸排気音も高らかに、躯体を魔力マナが駆け巡る。

 上半身だけという極端な形をしたカササギは、そのままでは歩くことすらできない。しかしその腹の下に虹色の円環が生み出されると、不気味な巨体は宙に浮きあがった。

 開放型源素浮揚器エーテルリングジェネレータ。自由に浮揚力場レビテートフィールドを形成できるこの機器があってこそ、カササギは空に在ることができる。


 騒々しい風音を伴い森の奥から現れたカササギを見て、小魔導師が歩み出る。

 カエルレウス氏族の巨人たちは幼い魔導師を励まし、彼女が使命を果たすよう百眼アルゴスへと祈りを捧げていた。


「さぁ、それでは出発しましょうか」


 小魔導師の背を支え、カササギは出力を上げた。虹色の輝きが強まり、彼らは空へと舞いあがる。

 約一名、掌の上に乗った付き人が悲鳴を上げていたが、強烈な吸排気音にかき消されていった。


 かくして一行は空を進む。目指すは、巨人族の小氏族がある森の西部だ。




 魔獣たちが闊歩する恐るべき森の空を、これまた奇妙な物体が飛行していた。

 魔獣の殻を加工した装甲を外套のようにまとう、異様な風体の巨人。言わずと知れた小魔導師とカササギである。


 一行を遮るものは何もない。カササギのマギジェットスラスタは快調に炎を吐き出しており、流れるように空を進んでいた。

 髪をもてあそぶ風を感じ、小魔導師が四つの瞳を細める。


「師匠とともに飛ぶのは二度目だが。こうしてみると悪くはないな」

「皆で一緒に飛ぶのもいいね!」


 答えるアディは、エルをしっかりと抱きしめてご満悦であった。

 さすがに膝の上に乗せるのは諦めたが、結局一緒に座っていることに変わりはない。


 それぞれに空の旅を満喫する一行の中にあって、そうではない者もいる。


「ザカライアさん? 大丈夫ですか?」

「おか……まい、なく! これしき、我らの未来がためと思え……ば!」


 今回、カササギはあまり高度を上げずに飛んでいた。理由は、今も必死の形相で掌にしがみついている。

 小鬼族の騎士というのは、なかなかに根性にあふれているようだ。これならば銀鳳騎士団の団員たちにも匹敵するな、などとエルはどうでもいいことを考えていたのだった。


「しかし、師匠。よかったのか?」

「何がでしょうか」


 順調に空を進む途中、ふと小魔導師が話しかけてきた。


「諸氏族を説得し、連合軍にてルーベル氏族との問いに備える。それは、巨人族われわれにとって大事なこと。しかし師匠たちの同胞が、今も森のどこかにあるのだろう?」


 飛空船団はエルを探してこの地にやって来た。森に残された側であるエルたちも、待ち望んでいたはずである。しかし、彼は肯定するでもなくふんわりと笑みを浮かべた。


「大丈夫ですよ。再びここまでやってこれたのです、僕の騎士団はすぐにどうこうなるほど柔ではありません。それに探そうにも、どこに向かっているかわかりませんしね。闇雲に飛び回るのは無駄が大きいというものです」


 後ろにいるアディが、少し強く抱きしめてきた。


「でしたら、僕たちはそれ以外に備えておくべきです。ルーベル氏族とは色々あって敵対していますが、巨人族の全てが敵ということはありません。でも、彼らはそれを知らない」


 眼球水晶が捉えた景色が幻像投影機ホロモニターが映り、流れてゆく。獣が蠢き、怪鳥が舞う魔の森。巨人の領域だけに限っても、森は果てしなく広い。

 その時、アディが投影機に奇妙なものを見つけ目を凝らした。


「騎士団はどこにいるかわかりませんが、諸氏族ならば森を回れば集められます。まずはこちらから回りましょう」

「そうか。感謝する、師匠……」

「ねぇ? エル君、あれなんだろ」


 二人の話に割り込み、背後から腕を伸ばしたアディが空の一点を指さした。注意深く空を調べたエルが目を見開く。


「なんですって……」


 淡く雲の流れる空に浮かぶ、何ものかの影。大きさはまちまちだ。数は見る間に増えてゆき、かなりの規模であることが分かった。


「穢れの獣か!? まさか、先に進んでいたとは」

「いいえ、違いますね」


 慌てる小魔導師とは対照的に、エルの顔が愉しげに歪んでゆく。アディも顔を輝かせ、身を乗り出した。

 小さな影が高速で空を駆けまわる。集団の中心には巨大なものがあり、小さなものはそれを守っているようだった。


「なんともはや。話をすれば影ありとは、皆には驚かされますね」

「そんなことって、あるのかな」

「現に、ここに。ならばどうするかなんて明らかです」

「師匠よ? あれはなんなのだ」


 状況のつかめない小魔導師だったが、エルの説明を聞いて驚きを浮かべる。


「では、どうするのだ師匠よ」

「もちろん……突っ込みます。小魔導師パール、備えなさい!」

「わかった、師匠!」

「エルネスティ殿!? いったいどうし……うおっ!?」


 約一名の悲鳴を吹っ飛ばして、マギジェットスラスタが出力を上げる。激しく噴き上がる炎に蹴飛ばされて、カササギが一気に加速する。


「ふふ。感動の再会です……派手にいきましょう!」


 虹色の輝きが光を強め、カササギが高く飛翔した。向かう先にあるのは、空を飛ぶ多数の影――飛空船団。

 その日、銀鳳騎士団・飛空船団は、騎士団長による強襲を受ける。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る