シーン(1-2)
【『すまない』のメール】
ビルからメールが届く。たった一言『すまない』とだけ。そこから、タビサはビルとの関係に悩むことになる。
◯タビサとビルの部屋(夜・雨)
BGM 静かな曲(ピアノ)?
(タビサの心情に合わせた曲で)
SE 雨の音
SE 携帯(メール)の着信音
タビサ「……何よぅ……」
ビル「「すまない」」
タビサ(メールでも一言だけ。電話もしてこない)
タビサ((ビルの声真似をして)「すまない」)
タビサ(……すまない、すまない、すまない! 謝ってばっかり!)
タビサ((拗ねたかんじで)そのくせ、電話もかけてこないし)
タビサ「馬鹿っ!」
タビサ、ソファに倒れ込む
タビサ「(ため息)……馬鹿しいよな」
タビサ(テクノロジーの進歩によって、ロボットが普及した……)
タビサ(そんなの学校で真っ先に習うこと)
タビサ(でも、ビルは職場に通って手作業で仕事をしてる)
タビサ「(ため息)」
タビサ「人力なんて馬鹿馬鹿しいったらありゃしない」
タビサ「(ため息)あ〜あ、……別れたほうがいいのかなあ」
タビサ「…………馬鹿馬鹿しい。こんなこと考えたくないのに」
タビサ((嫌そうに)嫌なことばっか思い出す。そんな私がもっと嫌だ)
タビサ「でも、なんか、ビルと別れた私って想像がつかないな(つぶやくように)」
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