場面設定(10-2)
いつ
12月(クリスマス翌日)
朝
どこで
『ウエストサイドストリート』
だれが
レイチェル、ジョルジョ
何を
落書きを見る
なぜ
ジョルジョは落書きを見せて、告白したつもりになりたい。
(チャンスはあるかもしれないが、自分で言葉にしてフラレるのも嫌われるのもイヤだと思っている)
どのように
ジョルジョは「あ」と声を漏らす。
レイチェルはジョルジョの見ているほうを見る。
見たほうには書き直された落書きがある。
ジョージの本当の名前がジョルジョだということを思い出して、隣にいる男の顔があのジョージに似ていると思うレイチェル。
レイチェルはジョルジョの顔が見られない。
レイチェルはジョルジョの顔を見ずに、「友だちでもいいかな」と言った。
ジョルジョは「まるで夢みたいだ」とつぶやいた。
以下 落書き本文
メリークリスマス!
ホントの僕の名前はジョージじゃなくってジョルジョなんだ。
今日は良い日だったよ。
小さいころ、クリスマスの日に僕が眠るまで遊んでくれたお姉さんと話せたんだ。
サンタさんがくれた友だちだったんだろうけど、今は彼女が恋人になってくれないかな、なんて思ってる。
彼女、とっても素敵な人だよ。とっても彼女が好きなんだ。
大人になった彼女はサンタクロースじゃない。
けど、僕がサンタクロースだ。
大人になった僕は彼女に釣り合うかな?
今年のクリスマス、サンタさんが恋人をプレゼントしてくれたらいいな。
ジョルジョ
401番地 ウエストサイドストリート
クリスマスタウン
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