第三の街

(第三の街、ようやくこれたよ…)


第三の街に行くためのボスと一時間に及ぶ泥仕合してたらそりゃあようやくって感想が出てくるわ


普通は君くらいの強さになれば第二の街のボスくらい簡単に倒せるんだが…


いかんせん攻撃力がなぁ…

レベル10のアタッカーくらいの火力しか無いから…


(第三の街来たけどなにしよう…うーん、凄いデカい神殿行くか、先ずは来てください!ってサイズだしな)


おっと…?

神殿?うーん、それはマズいなぁ!?


「どうもー」(神殿ってこの挨拶で良いの…?)

「ん?君は…そうか、ついてきなさい」


まて、辞めろ、それはマズい

それはマズい!


「はい…」(えっ、何々?何するの?)


いや、待て、まだ勘違いかもしれないだろ?

まだ分かんないって…


「ここだ、ここで妖精様に祈れ」

「あ、はい」(妖精に祈る!?…妖精ちゃん!スキルありがとうございます!)

(はいは~い!もうっ!それについては気にしなくて良いのに!それと…うん!やっぱり二人居るね!それじゃこれあげる!頑張ってねー!)


ースキル【精霊魔法】を獲得しましたー


あっ…やっちゃったぁ…

精霊魔法…俺達ついにコイツに使われるのか…


「えっ?」(本当に妖精ちゃんが話してくれた…?これは定期的にここに通おっかな)


コイツ妖精狂いか?

どんだけ妖精の事好きなんだよ…


「これで君は精霊魔法の使い手だ、にしても人の身でありながら精霊を二人も連れているとは…随分と神に愛されているのだな」

「えっあっはい…」(武神とはクエストで会っただけなんだが?)


まぁ…面白いから監視を付けるのを愛されると呼ぶのなら愛されてると思うぞ?


あ、妖精からは愛されてると思うぞ?

あれを神と呼ぶかは微妙だが


(とりあえず【精霊魔法】の確認するか…)


ーーーーー

【精霊魔法】

精霊を使う魔法

しかしその技の本質は失われているという

ーーーーー


(…効果は?この説明なにも分からないんだが?)


おう、そんな簡単にエンドコンテンツが使えるかよ

まぁ…正しい進め方すればもう使えるんだけど…


でもこの段階で使えるようにしようと思えば一応この街のワールドクエストこなす必要があるから何とかなるだろ


だって2回もワールドクエスト解放とか流石に無いだろ!


それに今回はワールドクエスト解放の条件もまだ満たしてないしな!


(うーん、先ずは森に行くか、アンデッド以外でこの街でどれ位狩れるか知りたいし)


えっ…コイツもしかしてこの段階でワールドクエスト解放しちゃう感じ?


マジでwwwww?

えっ、マジで?

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る