戦利品

「え?」(反撃一発で戦闘が終わった…?)


ークエスト【主なき騎士の頼み】を達成しましたー

ースキル【騎士の誇り】を獲得しましたー

ースキルが進化できますー


「おお、騎士よ…勇敢なる騎士よ…私は開放されたこの装備は貴殿に託そう…ありがとう…」


「は?」(え?クエストを依頼してきた人が騎士殺しだったの!?しかも装備を置いて消えていったし一体なんなんだ…?)


「パンパカパーン!おめでとーごさいまーす!君が最初のネームドモンスター討伐者だ!」

「え?妖精さん?」(どうしてここに?)


「ふっふっふーそれはね!ワールド全体へのアナウンスは私、妖精が担当だからさ!」

「そうなんですか?」(それは分かったけど何故に目の前に?)


「それはね!ワールドアナウンスを達成すると私と話す権利を与えられるからだよ!」

「そうなんですか!」(納得!)


「そうなんだよ!それで…進化したあとのスキルの名前!私好みなのをつけてねっ!」

「はい」(ふふふ…この日の為に考えていた名前…こんなに速く使うことになるとは思わなかったけどちゃんと考えてるぞ!)


「ええっ!?なになに!教えて!」

「効果はダメージカットの追加、肝心の名前は…

騎士ナイト反撃カウンター

でどうですか!」


「ふーむ、地道だけど正当進化って感じだし…

合格!」

「やったぁ!」(次の名前への布石もあるし完璧だ次の名前は教えないよ?)


「教えてくれないの?」

「教えない」(かわいいけど駄目!)


「そっかぁ…それなら速く第三進化までいってその名前をつけて上げてね!じゃあねー!」

「じゃあねー!」(よし!色々アイテムも手に入ったし第三進化まで頑張るぞ!)


(妖精ちゃんもいったしまずはスキルから確認しよう、確か【騎士の誇り】だっけ?)


ーーーー

【騎士の誇り】

守りを捨てた騎士の最後の誇り

一度だけ攻撃を無効化するバリアを貼る

クールタイムは1分

ーーーー


(チートスキルだ!やったぜ!絶対運営バランス調整ミスっただろ…それと装備!)


ーーーー

【騎士の霊装シリーズ】

とある亡国の騎士の鎧

一度だけ死なずにこの世界に留まれる

カウンターの威力を上げ効果もある


ナイトLv35以上で装備可能

ーーーー


(うわぁ!?またチートだぁ!?あ、でもこっちは今すぐは使えないみたいだな…)


(あとは…ステータス!どれ位レベルが上がってるかも気になるな!)


ーーーー

ジョブ ナイトLv22

HP1/195 MP34/34

攻撃41+10 防御66+25

魔攻22 魔防41

敏捷22

スキル

騎士ナイト反撃カウンター】【妖精の寵愛】【HP自動回復】【防御ガード】【回避ステップ】【騎士の誇り】

装備

武器 鉄の剣 攻撃+10

胴 鉄の鎧 防御+15

腰 鉄の脚甲 防御+5

足 鉄の靴 防御+5

ーーーー


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る