第8話不幸に酔う最悪男、その名は光源氏
だいたい、
その前にやりたく無い。
どう考えても変態じゃん!
ぜ~~~~たいに嫌!
最愛の
『兄である
とか言い訳してるけど、只単に、若い奥さんが欲しかったんでしょう?
『
内心、ワクワクドキドキして心が動いたんだから呆れるわ。
なら、若い正妻である女三の宮を愛して大事にしていたかっていうと全くしない。
『
一人勝手に落胆して、
『最愛の妻である紫の上を悲しませる結果になった』
と、被害者面する面の皮の厚さ。
お・ま・え・が・え・ら・ん・だ・ん・だ!
しかも、
『女三の宮を娶って、紫の上の素晴らしさがよく分かった。
彼女ほど美しく教養高く心映えの素晴らしい女人はいない。一日会わないだけでも会いたくてたまらなくなる』
これだよ?
何様だ?
新妻の女三の宮にも失礼だろ!
幼い女三の宮と紫の上と比較しまくって「やっぱり紫の上の方が良い女」と言ってるんだから。
十代前半と三十代前半を一緒にすんな!
本妻の座を追われた紫の上の嘆きを知らんぷりで「女三の宮を得て紫の上の素晴らしさと愛を再確認した。私の一の人は彼女だ」と勝手に納得してる傲慢ぶり。
女の敵だ。
しかも、これで終わらないのが源氏物語。
女三の宮が自分とは別の男と密会して子供を産むんだからドロドロ展開だよ。
その事を知ったら知ったで、女三の宮を詰りまくる。
お前は人様になにか説教できる立場か!
自分だって同じ事してんだろ!
そこは「自分も過去の事があるから女三の宮と
てめーの兄貴は、てめーと奥さん許してんだぞ!
ここまでで、光源氏がどれだけ自己中で自己愛が深い人物であるかが分かるってもんだよ!
不幸な自分に酔ってるしね。
しかも不幸を蒔き散らかしてる。最悪だ。
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