今昔悪童ポーカー狂騒曲
DA☆
プロローグ・仁義なきネクストジェネレーション
プロローグ・仁義なきネクストジェネレーション
○前置き
この物語の舞台は、二〇一〇年くらいにすでにIR法が成立し、建設されたカジノが各地で一定の成功を収めたという前提の、パラレルワールド日本です。
当然ながらフィクションです。作中には、刑法の賭博罪および賭博開帳図利罪に抵触する描写がありますが、気にしないでください&マネしないでください。
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あれは昭和四〇年代、つまりおよそ五〇年前の話だ。
関東郊外の地方都市のひとつ、
明治時代、檜川を越えて鉄道が開通した頃から、その水の恵みは工業用水に重宝され始める。第二次大戦下には軍需工場が建ち並び、戦後高度成長期に至っては電機メーカーがしのぎを削る、巨大工業団地へと変貌を遂げた。
労働者が集まり、町が栄えれば、どうしたって水清しとはいかない。大檜神社の氏子総代だった
昭和の大合併の頃、大檜市は近隣の小さな町村を吸収し、市域を大幅に拡大した。藤倉一家もそれに乗って縄張りの拡大を画策したが、もともと各町村にいた小組織は頑強に抵抗。さらにその小組織のひとつが、どんなツテがあったか銃器で武装し始め、その威力を盾に組織をまとめて
抗争は長く続いた。だが次第に双方疲弊し、かつ藤倉一家の側にも、橘連合会の商売のうまさを評価して、穏便に協調すべきという思惑が生まれ始める。結果、神鳳会の仲介により、痛み分けとして手打ちが図られることとなった。
大檜神社にほど近い、すなわち藤倉一家のお膝元である、檜川河畔の料亭〝あすひ亭〟が手打ち式の場に選ばれた。そこでは、当時のならいで賭場も開かれ、その仕切りは橘連合会が務めた。藤倉のなわばりで橘が賭場を開く。これが、講和の象徴にもなろうというはからいだった。
とまァ、ここまでが背景だ。
手打ち式が執り行われたのは、満月の夜だった。あすひ亭の奥座敷のさらに奥、川に面した月影さやかな縁側で、ふたりの男が向かい合ってあぐらをかき、するめをつまみに徳利酒をちびちびやりながら、花札を戦わせていた。
片や
いつでも手が届く位置に長ドスを置いている。はじめは一介のチンピラだったが、我流で極めた太刀筋たるや近隣では敵うものなく、大檜戦争では藤倉一家の切り込み隊長として八面六臂の活躍をなし、当時の大親分、藤倉厳太兵衛に気に入られ、末娘の婿となって藤倉家に入った。
片や
橘連合会会長の一人息子である。どこから手に入れたのか二丁拳銃を振りかざし、大檜戦争では対藤倉一家抗戦の矢面に立った。
テツは藤倉一家の、ジョーは橘連合会の、それぞれ若手のホープというべき存在であった。そして、互いの力量を認め合う
ふたりは、講和を経て、その関係を友情へと変化させようとしていた。
さて、ふたりの花札勝負である。
花札は一二ヶ月×四枚の札を使う。手札と場の札、あるいは山札と場の札で、同じ月を合わせて取って競う。取った札の組み合わせで役が決まり、役に応じて点数を獲得する。役を先に作った側が、勝負を継続するかやめるかの選択権を得る、こいこいのルールをふたりは好んだ。
一勝負が始まって三巡目。テツの手札は良くない。短冊がいくらかあるだけで、場札ともまるで噛み合わぬ。対してジョーの手札は良さそうだ。彼はすでに〈桐に鳳凰〉〈松に鶴〉と、二枚の光札をせしめている。四八枚中に五枚ある光札は、三枚以上取ると枚数によって役による得点が跳ね上がる、強力な札だ。
「松はいい女だよなぁ。どこから連れてきたんだ」
テツはそう言いながら、桐のカス札を場に捨てた。山をめくって出た札は、光札の〈柳に
「おまえ嫁さんいるんだろうが、色目使うんじゃねぇ」ジョーが答え、すかさず、場に出た〈柳に小野道風〉を取る。山札は〈菊に杯〉、これは場に残った。「俺だって、駄菓子屋の娘にあんな博才があるなんて、思ってなかったさ」
「駄菓子屋の娘?」テツが〈菊に杯〉に青短冊を重ねて取る。山札をめくると、〈
「生まれは大檜の市内だ。おまえんとこの近所のはずだぞ」
「ホントかよ」
ここでジョーの手番。にやりと笑って芒のカス札を〈芒に月〉に重ねると、ジョーの手元には四枚の光札が集まった。七点役・
早
ここまでにテツの取った札は多くない。種札一枚、短冊二枚、カス札五枚。だが、テツは、先ほど取った種札〈菊に杯〉を、ついっと前に出した。〈菊に杯〉は
テツは手持ちの萩のカス札を、場のカス札に合わせる。これでカス札は八枚。「南無三!」山札を開いた。
二枚目の、桜のカス札だった。これを場と合わせてカス札一〇枚、一点役の完成だ。
「げ! やられた!」ジョーがうめいた。
「たりめぇだが、『こい』なんてしねぇぞ、これでやめだ」テツは大きく息をついた。役を作って勝利を宣言した者が勝者となり、相手はどれだけ点数を稼いでいても敗者となる。その逆転性が、こいこいというゲームの醍醐味である。
「そこしかねぇっての引きやがって……」
ジョーが投げ出した手札には、〈桜に幕〉だけでなく、桜の赤短冊も含まれていた。続けて、聖徳太子の千円札を一枚、テツに放り投げる。
「ちくしょう次だ次!」
「いや、しまいにしよう。今日はおまえさんに勢いがある。このまま続けたら呑まれるばっかりだってな、俺の頭ん中におわすバクチの神様が言ってる。引き時だ」
テツは千円札を大仰に恭しく押し戴き、財布に収めた。
それから、花札をかき集める代わりに徳利を手に取ると、ふたつ並べた大ぶりの猪口に、なみなみと注いで、テツに取るように促した。
「……おめぇさんと、こんなふうに遊ぶ日が来るとはなぁ」
ジョーは猪口を手に取り、杯を受けた。
「まったくだ。どっちが先に死ぬかと思ってたが、結局お互い生き延びちまった」
自分の傍らにあったするめを裂き、テツに手渡す。
ふたりはしばらく、月見に転じた。明るい夜空を見上げ、川のせせらぎを聞きながら、さしつさされつ、酒を酌み交わした。
「……なあ、テツよ」
空の徳利が幾本も並ぶ頃、ジョーが尋ねた。
「なんだ」
「おまえさんのバクチの腕は確かとみるが、あっちにゃ行かないのかい」
ジョーは、賭場が開かれている座敷の方を指さして言った。ドッチモドッチモの掛け声も賑わしく、あとさき揃ってひとときの静謐、一転わっと歓喜と落胆の声が上がる。賭場は好調のようにみえた。
「今日は丁半だっていうじゃねぇか。俺ァ、あぁいう賽の目任せは好かん」テツは答えた。「せめて手本引きだな。松は、そっちの胴はやれんのか」
「ひととおり仕込まれたし、何でも覚えるって言ってるぜ。頭のいい女だよ。今日が丁半ってのは、ウチの親父が決めた。誰でも張れて、確実に胴が利を取れるから都合がいいんだとさ」
「違ぇねぇが、物足りねぇな。つまんねぇバクチすんな、って言ってやれ」
その言葉を聞いて、ジョーは、ふむ、とひとつ考え、それからテツに身を乗り出し、少しかしこまって言った。
「ホンネを言おう。まったく、実につまらんのだよ。親父は、小銭を稼ぐ手管ばかり探してるんだ。藤倉と張り合ったのだって、情や
ジョーは、グビリと呑み干した猪口を、月にかざして天を仰ぎ、空高くを見つめた。
「俺ぁもっとこう……でかい商売がしたい。うまくいえねぇが、ヤクザとか縄張りとか関係ない、枠を取っ払ったようなヤツがさ。……それにはまず、さっさと親父を蹴落として、会を牛耳るとこまでのしあがらにゃならん。どうだい、そっちは」
「どうだいって言われてもな。実の息子のおまえと違って、俺はただの入り婿だ。それに、息子に家督を継がせるって時代じゃなかろう」
テツは否定してみせたが、何度か首を横に振って、誰か聞いちゃあいないか探るしぐさをして見せた後、ニヤリと笑って、ジョーにささやいた。
「入り婿の身じゃあ、デカい声では言えねぇが。実は俺も、テッペンを狙ってる。人の上に立つってんじゃねぇ、何かこう、己の腕と才覚を切り札にした、人生の大バクチってのを打ってみてぇのよ。それで世の中あっと言わせられたら、最高だ」
するとジョーは、嬉しそうにテツの肩をバシバシと叩いた。
「そう言ってくれると思ったんだよ。おまえさんはそういう男だ。見込んだとおりだ」
ジョーは、よりいっそう真剣なまなざしになって話を続けた。
「そこでだ。まぁ今回の戦争は、一度すべて水に流して丸く収めるわけだが───やっぱり、大檜にふたつも組織はいらねぇと思わねぇか。分かれて揉めてたら、できる商売もできなくなる。いつまでも田舎ヤクザでいたくなけりゃあ、藤倉一家と橘連合会とは、いつかどこかで雌雄を決するときがくる」
「おいおい、また戦争やろうってのか」
「戦争するこたねぇさ。血をこれ以上流すこたぁねぇ。……そいつで決めるのさ」
ジョーは、縁側に散らかしたままの花札に目をやった。
「お互い、組を仕切れるくらいまでのし上がるんだ。そしたら俺とおまえで、札でも、賽でも、何でもいい。この大檜をまるごと賭けて勝負しようぜ。それで決まるんなら、俺は文句ねぇし、ほかの誰にも文句言わせねぇ。どうだい」
「なるほど、おもしれぇ。そりゃおめぇ、町ごと賭けるような馬鹿にゃつきあえねぇって、神鳳会の連中も腰抜かしてケツまくるに違いないぜ」テツは呵々と笑った。「そうなりゃ大檜は、名実ともに、俺か」
「俺か」
「どちらかのもんだ」
血気盛んな若者ふたり。序列に厳しいヤクザ組織で無思慮にのし上がれるわけもなく、まさしく夢物語であったが、頃は高度成長期。町に人が溢れ、工場は次々に建ち、退屈する間もなく新たな何かが現れる、昇り調子の時代であった。裏社会に身を置いてさえ、野望を抱いて戯れ言を口にするほどには、未来は明るく、光に満ちていた。
ふたりはいま再び酒を注ぎ、為された約束を確かめるように、月光の下で杯を乾した。
だがしかし、ふたりがその約束を交わしてほんの数分も経たぬ、まさに舌の根も乾かぬうちだった。
賑やかだった座敷の雰囲気が変わり、鈍いどやどやとした騒ぎに変わった。ふたりが何事かと見やるところ、
「て、てぇへんだ! アニキ!」
テツの舎弟の
「橘の連中、イカサマしてやがる!」
「なに?!」
テツは目を見開き───すぐさま傍らの長ドスを手にした。一瞬だけジョーを見る。ジョーは杯を取り落とし、放心していた。どうやら何も聞かされていないらしかった。
テツが廊下を駆け、座敷に蹴り込むと、場はすでに殺気立ち、盆台を挟んでにらみ合いが始まっていた。かたぎの客はあとずさり、我先に逃げ出していく。
盆布の上に、割れた賽が転がっていた。
「どういうことだぁ、これは!」頭に血が昇ったテツは、部屋の隅まで響く大音声で叫んだ。「やっと話がまとまろうってのに、てめぇらまだ血が見てぇってのか!」
「知らねぇ! 松も知らぬと言っている!」
中盆を務めていた男が、叫び返す。指差された壺振りのお松は、派手な緋色の振袖にたすき掛けの艶やかな姿であったが、今は何が起きたかわからぬ様子でへたり込み、先刻まであったはずの凜とした美しさは影を潜めていた。
壺振りも聞かされぬイカサマがあるものだろうか、とテツはちらりと思ったが、中盆の次の言葉がよくなかった。
「言いがかりもたいがいにしやがれ! こっちにイカサマなどする道理がねぇ! 貴様らがすり替えたに違いねぇ!」
「言っていいことと悪いことがあらぁ、そんならこっちにそんな道理があるってか。売られたケンカは買うのが道理だがなァ!」
売り言葉に買い言葉、テツは、盆台の中央に立ち、くわと目を見開いてぐるり辺りを睥睨すると、白布が裂ける勢いで鞘尻をどんと盆に突き、柄に手をかけ、ぐっと力を入れた。しかるべき返答なくば、人も、講和も、まとめて斬って捨てる、という意思表示だった。
「待て、テツ!」後からジョーが踊り込んできて言った、「抜くな! おまえが抜いたら俺も抜かなきゃならん!」もうその手は背広の裏に入り、ホルスターにかかっていた。たとえ非がどちらにあるにせよ、まずは身内の絆を優先するのが仁義というものだ。
だがしかし、実はこのイカサマ劇には黒幕がいるのであって、その意を承けた鉄砲玉が、ドスを腰に構え、白刃煌めかせてテツに突っ込んだ。
テツは抜いた。鉄砲玉を切り伏せた。
それを見たジョーは、宣言通りに狙い撃つ。次の瞬間、誰もが目を剥いた。テツが血飛沫散らして長ドスを一閃するや、キンと高い音とともに、銃弾を真っ二つに切り裂いたのだ。分かれた弾は片や襖に、片や斬られてよろけていた鉄砲玉男の脳天に穴を空け、どうと地に臥せしめた、これを合図と心得たか、双方のヤクザどもがいっせいに踊りかかり、広間はたちまち切ったはったの大乱戦、大檜戦争の掉尾を飾ったと称される、〝あすひ亭の死闘〟が幕を開けたのである。
とりわけ語り継がれるは、テツとジョー、刀と銃での一騎打ち。
『おまえさんつい今しがた、雌雄を決するとのたまったが、どうやら今がそのときだ。やはり俺たちゃあ、血を見るさだめにあったのよ』
『やむをえん。しょせんは業が深い俺たちだ、思うようにはいくまいて。かくなる上は、たとえ骸に成り果てようとも、けして恨んでくれるなよ』
退くこと知らぬ両名の、世紀の一戦がさぁ始まった。テツが斬り込めば、ジョーは銃身を交差させて盾とし、ジョーが撃ち込めば、テツは刃の腹で弾く。テツが突けばジョーが紙一重で躱し、そのまま顎先に突きつける銃口放たれる弾丸は、テツの頬っぺたを皮一枚かすめ天井に穴を空ける。いずれ劣らぬ神業を一歩も引かず繰り出して、剣戟銃撃掴み合い、応酬応酬また応酬、テツの刀は龍のごとく舞いジョーの銃は虎のごとく吠えまさに龍虎両雄火花散らし、この戦い果たして決着つくやつかざるやというところ、座敷の襖がばんっと両に開かれて、威風堂々姿を見せたは神鳳会の大幹部
………………五〇年後、夏。
日が照りつける小さな児童公園のベンチの上で、時を経てなお着流し姿の藤倉徹五郎、かつて人斬りのテツと呼ばれた男は、指をピンと張って腕を伸ばし、ぐるぅりと首を回して、大見得を切った。
曾孫の、八歳の
やがて翔太が言った。「大じいちゃんのおはなしよくわかんなーい」
陽菜が眉根をひん曲げてわめいた。「つまんなーい!」
テツの顔が、へしゃげた。
そこへひょっこりと、時を経てなお白スーツ姿の橘原丈治、かつて早撃ちのジョーと呼ばれた男が現れ、ステッキをくるり振り回すと、薔薇の花でも出すかのようなきざなしぐさで、キャンディを兄妹に差し出した。
「はっはっは、古くさい爺さんの昔話なんざ、そりゃあつまんないだろうよ。どうだいボーイアンドガール、俺といっしょに遊ばないかい?」
ぱっと表情を顔が明るくしてそれを受け取ろうとした陽菜を、翔太が制した。
翔太が言った。「知らない人にモノもらっちゃいけないんだぞ、〝ゆうかい〟されちゃうんだぞ!」
陽菜が眉根をひん曲げてわめいた。「こわーい!」
ジョーの顔が、へしゃげた。
へしゃげた老人ふたりをほったらかして、兄妹は園内の遊具で遊び始める。
しばらくして、ふたりは、へしゃげた顔に手を当てこきこきっと取り繕って、真剣な表情に戻した。
先に口を開いたのはジョーだった。
「人斬りのテツも、今や孫と遊ぶ好々爺、か」
テツは腕を組んで答えた。
「曾孫だ。孫は、金城の葬式でおまえにも会わせたろう」
「え、あれ、ゆかりちゃんの子供? もうあんな大きな子のお母さんになってんの? かーっ、年は取りたくねぇもんだ」
「まぁ、好々爺には違いネェや。そっちはどうだ、孫は」
「ウチのは子供はまだ作らんとさ。そろそろ初孫が見たいんだがねぇ」
ふたりは並んで、膝やら腰やらをきしませ、ステッキの助けを借りながら、どっこらしょと声を出してゆっくりとベンチに座った。
「……で、久々に顔を見せて、何の用だ」
「怖い顔すんな。なに、昔の約束を果たしてもらおうと思って、来たのさね」
「約束?」
「ほら、あれだ。……俺とおまえで、デカいバクチをしようって話さ」
五〇年後である。老いたふたり。
ともに古希を過ぎた。肌にはしわが寄り、髪はほとんど白髪となり、どんなに格好をつけてみても動きは鈍く、かつてのキレはない。
老いたのは人だけではない。
バブルは過ぎ、不況は長く、大檜市にあった大規模な工場は、ほぼ全てが海外に移転してしまった。労働者もほとんどが去り、市街はすっかり寂れ果てた。
都心通勤者向けのマンションに置き換わった土地がいくらかあるものの、それ以外は、夏草ぼうぼうのまま放置された更地が広がるばかりだ。市役所は緊縮財政緊縮財政と念仏のように繰り返し、今いる公園も手入れが行き届かず雑草だらけで、遊具にはサビが浮いている。
約束が果たされぬうちに、この町に、賭けて争うだけの価値はなくなってしまったようだった。
老いた町の片隅で、老いた男ふたりは、しばらく話し込んでいた。
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