第3話　近藤さん

5日後近藤さんに脱走の話を持ちかけられたと思ったら違った。

「監修さんはやさしすぎる」

という説教だった。

説教は先輩にされてるからもう勘弁だった

「でもそこがいいのかもしれないね」

「近藤さんはどこか行きたいとかないの？

「わしは天国かな」

「それは俺じゃないわ」

と言って笑いあった。

近藤さんは68歳の窃盗を繰り返している人がよさそうなおじぃちゃんだった


この話をした2日後留置所で亡くなった。

近藤さんは天国にいけたんだろうか

僕にはわわからない

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう！

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

高校生が転生して警察官になって犯罪者を逃した結果 興梠司 @asahina0606

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

App Storeからカクヨムアプリをダウンロード

Google Playでカクヨムアプリを手に入れよう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ