第44話 カクヨムの奇跡(軌跡)

私がカクヨムに登録したのは2018年12月。

5年半前くらいかな。今、登録者数は100万人を越えたとか。

もちろん、読むだけの人もいる。

作品投稿したものの、そのままにしている人だっている。

無料だからね、それは人それぞれでいいと思う。


始めた頃、訳が分からなかったデバネズミ。

初めて通知が来た時の喜びは昨日のことのように覚えている。

コメントを頂いた時、何をどうしていいのか慌てた。

そんな中、色んな出会いと別れがあったのだよ。


何十万人といる中で、私には忘れられない出会いがある。

それは……ある日のこと。

『ハダカデバネズミの幸年期パート1』

に応援ハートの連打が来た。誰かしら?

一言のコメントもないから気になったデバネズミ。

星を頂いたので、近況ノートにお礼に伺った。

彼女曰く、ある方のレビューから来てくださったとのこと。

感謝。交流が始まり私も彼女の作品拝読。感動した♡

作品を通して交流を楽しんだ。すごく仲良しになったの。


そんなある日の朝。

コメントをいただきハッピーな気持ちになった私。

午後に返信しようとしたら……

『お探しのページは見つかりませんでした』

何で? どうして? どこに行っちゃったの?

何があったの? 途方に暮れたデバネズミ。

未だに理由はわからない。分からないでもいい。

ただ、彼女から貰ったたくさんの言葉が無くなった。

無くなったことが悲しかった。


数ヶ月後。(一年近く経ってたかもしれません)

会いたい。会いたいよ、Sちゃん。

私の願いが通じたのか、会うことが出来た。

此処カクヨムには戻って来てくれなかったけど。

ある方を通じて他サイトで元気にされてるらしいと知った。

どこで執筆してもいいのよ、いいの。自由だもの。

私は彼女が元気でいることだけが、嬉しかった。


数年後。(今からちょうど2年前)

私の『カクヨムの天使』に応援ハートの連打があった。

誰かしら? 一言のコメントもないから気になるデバネズミ。

その方の近況ノートでお礼を伝えたい。けれど無い。

仕方がないのでコメントを下さるのをひたすら待った。

来た。来たのよ。初コメントが、そして私は驚いた!

言葉遣いがSちゃんにそっくりだったの。

もしかして? 戻って来てくれたの? 本人なの?

はやる気持ちを抑えて交流する私。


交流するうちに、彼女は教えてくれた、

身内がカクヨムに登録し作品を公開していたことを。

けれど、私が会いたがってるSちゃんではないと。人違いだと。

うん、いいの、いいの。それでもいい。

私はSちゃんの影を押し付けてしまったことを心の中で謝罪した。


けど、さらに数ヶ月が経過して……。

彼女がSちゃんの姪御さんだったことが分かった。

私も彼女もこの出逢いに驚いた。

本当はずっとそのことを秘めておくことが約束だったけど。

ごめんなさい。私は弱い人間です。


貴女との出逢いまで失うことが悲しくて寂しすぎて。

今、伝えたい。

会いたいよ、ブロ子ちゃん。

元気にしてますか、ブロ子ちゃん。

ちゃんと食べてますか? ブロ子ちゃん。

ブロ子ちゃん、大好きだよ。

Sちゃんとブロ子ちゃんに出逢えた奇跡。

仲良くして下さったカクヨムでの軌跡に感謝してます。


三人一緒のイラスト。ともはっとさまのイラスト。

私の宝物だよ。


この年になるとね、欲しい物、大切な物が変わるのね。

カクヨムという村で仲良くしてくださる方すべてに

感謝をしたいデバネズミ。

いつもありがとうございますm(__)m


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