黄昏にまろびいずる

 さこゼロさんの話に出て来た、トワイライターや黄昏機関について考察して見たい。

 ひとまず、トワイライターは確率存在ということにして、黄昏機関には観測者が存在しているということにする。予め活動時間が黄昏に設定されて居て、各トワイライターは独自の行動原理に基づいている。隠しフォルダ上のコンピュータウィルスの様な存在で、基本的には世界におけるリソースの専有を目的とし、確率的情報量の多い人間を狙う傾向が有る。

 トワイライターの発生起源は平行世界の齟齬等によるエラーやバグではあるが、何らかの管理者権限によりリプログラムされた存在である。変数少女はトワイライターと起源を同じくするものだが、リプログラムされる前の純正存在である。

 黄昏機関はトワイライターの発生確率の観測や対抗措置の研究等を目的にしているが、同時に少女変数の検出と把握も行っている。

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