第5話 強敵がいた
「成程な、となると、今は上の奴等にしか教えれんな、パニックになる奴もいる、
だがあえてお前らには言っておこう、そいつは、元々この学校に居た誰かだ」
そんな思ってもみなかった言葉を食らった翔吾は硬直し、花音は冷や汗を垂らしその緊張感を伝えた。
「じゃあこの学校には、まだ」
「いるだろうなぁ、スパイ」
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「あ゙ぁ゛ァァァッ(ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいッこれもう40秒は落ち続けてやがるッ所々ぶつかったりしてコイツは死んでるが、刻印、使えるか?、刻め、俺の身体に、命の保全を、ステータス操作)
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【種族】 人類
【名前】 甘咲神楽
【年齢】 十六
【レベル】 3
【生命力】40 +
【攻撃力】26 +32 =58
【防御力】13 +15 =28
【魔力】0 =0
【魔防御力】12 −12 =0
【俊敏】8 −8 =0
【幸運】27 −27 =0
【装備】 初級防具
【装飾】 無し
———スキル——————————————
ステータス操作 刻印
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———称号———————————————
祝福されし者 黒に魅入られた者 七つ目の宝石を唯一知る物
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「ちゃんと伝えた守ってくれよ!!刻印ッこのステータスなら相殺できるか?
いやッやるんだあ゙ぁ゛ァァァア゛ァァァ
グシャッ
その結果相殺を試みた神楽はミンチになる事はなかったが全身の骨が粉砕骨折、そして腕は吹っ飛び死に至った
「ガハッ!?ハァハァハァ、体が、ある?なんで、てかやっぱりダメだったか、あれ?、あのゾンビみたいな奴は、ッてうえっ!?血溜まりに肉片、あぁ、ミンチか、、、(俺も一歩間違えたらミンチだったのか、」
実際神楽は一度死んでから男を倒したことによる急激なレベルアップをした事により体が修復していただけなのだが
「そういや、操作したステータスってどうなんだ?、一応見てみるか、ステータス」
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【種族】 人類
【名前】 甘咲神楽
【年齢】 十六
【レベル】 21
【生命力】40 +60 =100
【攻撃力】26 +47 =73
【防御力】13 +28 =41
【魔力】0 +40 =40
【魔防御力】12 +35 =47
【俊敏】8 +48 =56
【幸運】27 +18 =45
【装備】 初級防具 短剣
【装飾】 無し
———スキル——————————————
ステータス操作LvMAX 刻印Lv2 復活Lv2
自動再生Lv1 身体強化Lv1
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———称号———————————————
祝福されし者 黒に魅入られた者
七つ目の宝石を唯一知る物 死からの再生
初めての死
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「あぁ、、、俺死んでたんだ、てかならなんで生きてんだよ、ん、あぁレベルアップ、チッ復活ってなんだよ。」
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戦闘中二度のみ死からの復活が可能
クールタイム 五時間
性能 心臓や脳、臓器や血液の復活まで、身体の欠損は復元不可能
腐食 不可能
戦闘外での復活は可能 クールタイム 二日
毒殺 毒の消去は不可能
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「かなり強いな、この分なら自動回復も使えるだろ、それを頼りにし過ぎんのは良くないけどまぁ」
「あっあった、この短剣、ハァ〜鑑定スキルが欲しいわ、なんの短剣だよこれ」
ジィ〜〜〜「あぁ、これ毒牙の短剣だわ、この刀身は見た事があったわ、暗くてよく見えんかったけどこの長さも見覚えがある、」
その時、神楽は自身の身に何か変化を感じステータスを開いた
「ステータス」
———スキル——————————————
ステータス操作LvMAX 刻印Lv2 復活Lv2
自動再生Lv1 身体強化Lv1 鑑定Lv1New
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「マジか、あれか?スキルって取得方法があるのか?多分今回は鑑定を自分の目利きを正確にやる事かっと敵か、鑑定はした方がいいよな」
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【種族】 魔物
【名前】 ブラックタイガー
【年齢】 不明
【レベル】 74
【生命力】 377
【攻撃力】 257
【防御力】 69
【魔力】 155
【魔防御力】 208
【俊敏】 435
【幸運】 23
【装備】 無し
【装飾】 無し
———スキル——————————————
牙獣の本能 龍頭蛇尾 短期決戦 猪突猛進
絶対勝利 不明………
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———称号———————————————
一匹狼 孤独 下剋上 圧倒的強者 世界渡
強きを求める者 死を望む 不明………
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「ッくる!!生命力を5残して防御に全振り!!」
『防御ステータスの一定以上の上昇率を確認、スキル生命の守護を獲得、
異常事態発生ッ警告!!このスキル生命の守護はスキル刻印付与に統合されます』
「なっ、?ガハッバッ死ん、でねぇ、もしかして!!刻印!!俺に生命の守護を付与だ!!、、、でき、た」
※ 生命の守護スキル
生命の守護は元のステータスを元に一度で上がった防御ステータスぶんをスキル発動時にその上がった分だけ倍にするスキル
クールタイム十分
発動時間30秒
取得方法
レベルアップ、もしくはステータスの上がる前の防御力を基準に一度のステータスアップで二倍以上防御ステータスを上げる
神楽の場合は九倍
「クソ!!防御ステータスを60に、いや俊敏に全振り!!」
『俊敏のステータスの一定以上の上昇率を確認、スキル韋駄天を獲得、
異常事態発生ッ警告ッ!!このスキル韋駄天はスキル刻印付与に統合されます』
韋駄天=俊敏ステータスを倍率強化
神楽の場合は七倍
「見える!!だけど肝心の攻撃力が足りない!!、まてッコイツは防御だけ低かった、恐らくスキルにも有る通り短期決戦型、ならスキルを使わせる前に殺る!!」
「コイツ、急に目がッ!?危なかった、急に早くなった、だけど動きが短調だ、猪突猛進を使ったのか?、」
すると突然更に目が赤黒く光った、眩しさで目を瞑った後、直ぐに目を開けるとそこには後ろ足が異様に発達した地面の深くまで刺さる程の長さのある爪が特徴的な先程とは似ても似付かない魔物の姿がそこにはあった
「ッ生命力以外を防御に全振り!!(ヤバいな、コレはちょっとな、防御アップでアイツのスキル時間が終わるまで待機だ、」
それから約十分が過ぎた、その間ブラックタイガーの勢いはあれ?コレちょっとだけ変わった?程の消耗しかしていなかった。
だが神楽は刻印付与による生命の守護により防御力に生命力以外を全振りした事で役2,700という圧倒的なステータスをしていたのだとしてもやはりタイガーの全てを底上げされたステータスの前ではノーダメージとはいかず、ジリジリと追い詰められて行った
「不味いな、コレは、もう俺の生命力は2割も減ってる、コレじゃあジリ貧だ、なんとかしたいが普通にマジで死にそうだし何より俊敏全振りに韋駄天だと早すぎて壁にぶつかって即お陀仏だ、
なんかパリィとか出来ないのか?」
カキィィィン
甲高いまるで金属同士がぶつかったのではと錯覚してしまいそうな程の音をタイガーの爪と短剣が奏でた
「毒牙の短剣ならアイツを毒で殺れる、か?いや、殺るんだ!!ハッハハッハハハッ殺ってやるッあぁ殺ってやるよ!!全部全部俺の敵は殺してやるッ!!」
神楽は笑っていた、ただひたすら一方的にやられてるだけなのだがまだ希望は残っているのだという事が分かったのだ、コレを感激せずにいられるか?否
「だって俺、笑われるかもしれねぇけど、こんな世界になっちまったんだ、魔法の一つも使えないで死ぬなんていやだからな」
つまり神楽はただただこの世界に生まれたその日から魔法が使いたいだけなのだ。
「笑うなよ、たしかにこりゃ、卑怯だな、俺もやってやるよ、なぁ犬っころ」
すると神楽の考えを読み取ったのかブラックタイガーが一度距離を取り、神楽に対し「ほら、準備しろよ待ってやるから」
と言わんばかりのドヤ顔を決めていた。
「ステータス、攻撃魔力魔防幸運をそれぞれ一回ずつ全振り、」
『あらゆるステータスの一定以上の上昇率を確認、スキル鬼神、魔力の塊、魔生の器、七のゾロ目を取得
異常事態発生ッ警告ッ!!コレらのスキルはスキル刻印付与に統合されます』
鬼神= 五倍
魔力の塊= 十倍
魔生の器= 八倍
七のゾロ目= 八倍
「じゃぁ、律儀に待っててくれたんだ、少しは楽しませてやるよ、まぁコレを最後の思い出に俺の糧になってくれ」
神楽はそうあい終わった後手頃な石を見つけると上に投げつけた。
そしてその石が地面に触れると同時に二つの体が動き出した。
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後書き
スキルの説明(刻印)の補足をしたいと思い書き足しました
よくわからん人しかいないと思うので
ステ算出の計算はこうです!(タブン
↓
総基礎ステ×魔力の塊などの倍化スキル刻印スキルレベルx乗です。
例えばHP100MP100だったらその総合ステータス200に今回は魔力の塊という魔力のステだけ10倍するスキル、そして刻印スキルのレベルが3だと仮定すると3回魔力の塊が使えるので1000倍、
ですので200000となり二十万のステータスを自由に割り振れるということです。
また刻印はどのスキルとも別個のものとして存在するので時間制限もある程度無くなります、主人公が倒れたりとか戦いが終わったりとかの時に。
えっ?そんなご都合主義があるかって、、、まぁファンタジーはまだまだ未解明なとこが多いですからぁ〜
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