第2話 私を包むのは(1月6日)

ふんわりゆっくり舞い降りる、

真っ白な雪から目が離せずに。

息をひそめて見つめる窓の外。

時折視界のすみかすめるのは、

雪に混じった天使の羽根かしら。

なんて、そんな事を思ってる。


「風邪ひくよ」


ふわりと届く珈琲の

香りと毛布が私を包み込む。


貴方はきっと私の天使様。

その羽はいつも私の心をつつんでる。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る