第8話 復讐

刹那のバイトは夜のスナックでバーテンダーだった。

バーテンダーと言っても寂れたスナックでだった為、派手な事はしない。

静かにカウンター客の相手とオーダーを貰い、酒や料理を提供するバイトだった。

スナックのママは友人の母親であった為、気兼ねなく働けていた。


ママ ねー、刹くん?最近、何だか疲れてるわね?大丈夫?ウチは無理して来なくても良いのよ♪


刹那 いえ、事故した連の代わりッスから。頑張ります。それに給料まで貰っちまって俺の方こそ悪い感じッス。


その時、店のドアがカラン♪と古びた音を立てて鳴った。


客 ここ、やってる?


ママ いらっしゃいませ。好きな席にどーぞ♪梨華ちゃん、付いて!


梨華 はーい♪いらっしゃいませ。


その後、11時、12時と過ぎていき、ハシゴをしている客がぞろぞろと入れ替わり立ち替わりになった。


そんな夜中2時過ぎ、入ってきたサラリーマンの男に優香の感情が変わった!


優香 アイツ、アタシの財布を盗んだ男だ!やっと、見つけたわ!


刹那 んっ?ホテルでの?

自殺した元凶か?


優香 うん。


刹那 じゃさ、こうゆうのどう?刹那は頭にイメージした作戦を持ち霊の全てに伝えた。


優香 やるわ!


祖母 お前、そんなの!


刹那 ばぁちゃんも分かんだろ?仕方ねーよ。アイツ、悪い奴なんだから。シャーマンってのは、こうゆうのもしなきゃなんだろ?


優香の記憶を見た刹那の怒りの感情は全持ち霊に伝わった。


祖母 うむ。じゃ、アタシは今回は守護せんぞ。


ーーーーそして、1時間後、作戦は開始された。


そして、まず優香が店員の女性へ憑依した。

憑依されたのは、真奈美とゆう源氏名で接客をしてる20代の巻き髪の女性だった。


真奈美はターゲットのサラリーマンの男性へ近づいた。


いらっしゃい♪アタシ、真奈美でーす。お名前は?


俺?桐谷茂~♪真奈美ちゃんって言うんだ?可愛いね?


ママ でしょ?真奈美ちゃんね、案外天然なのよ?


真奈美 嫌だー!言わないでよー

そうだ!アタシのオススメ、飲んでよ~♪


桐谷 あーん、じゃ、真奈美ちゃんのおっぱい1つー!


刹那 (スペシャルなやべー奴、今、作ってやるぜ!)

刹那は若干イラつきながらドリンクをシェイクした。


刹那 ママ、これ、俺の新作!名付けて、スクリューローズ♪あのテーブルによろしく

(度数80パーのクソやべー奴だぜ♪)


ママ 刹くん、ありがとう♪新作なんて聞いてなかったからビックリ!


刹那 ちょっとユーチューブで見たんで!思い出して作ってみたんッスよ。


ママ へー、じゃアタシにも1つ。


刹那 じゃ、ママには別のトロピカルな奴を作りますよ♪


ママ うーん♪何か、刹くん、ずっとカウンターをして欲しいわ~♪


刹那 いや~、連が回復したら辞めますよ。すんません。早く退院できると良いッスね?


そして、10分後、ターゲットの男はふらつきながら歩いた。

真奈美が腕を摑んで一緒に歩いた。


真奈美 あら、おトイレ?さ、一緒に行きましょ♪


桐谷 おっと!あぶね!


個室トイレにて


真奈美 チャック下げて♡

ほら、持ってあげるから出してん♡


桐谷 おっ、欲しいのかい?俺の中々、良いでしょ?うっぷ


真奈美 うん♡アタシのも触ってみるん?♡


桐谷は優香の若々しい身体に欲情し始めた。


真奈美 うんっ♡続きは~?別の所で♡ね?♡たくさん愛して♡


刹那はその様子を悟ルの目を通して見ていた。

真奈美に憑依している優香に伝えた!

(優香さん上手い!そのまま、作戦通りに)


真奈美 ほら、行きましょ♪

ママ~、この人、もう立てないみたいなのー!アタシ、どこか送って来ても良い?


ママ あら、仕方ないわねー!ちゃんと、その分、貰ってきてね~♪


真奈美 はーい♪

(優香 ちょろいわ♪あーん♪早く食べたいわん♪)

刹那 俺も手伝いましょうかー?

(高野!タクシーよろしく)


ママ そうね♪もう店も閉めるから刹くん、お願い!


刹那 あいよ♪


高野 近くにいたのを店の前に付けてあるよ。


刹那(さすが!)


店を出ると高野が憑依したドライバーが待っていた。


そして、タクシーは古びたアパートの廃墟についた。


真奈美と桐谷だけ、降りると、刹那と高野は茂みにタクシーを移動し、暗闇で待機した。


悟ルが先回りし、廃墟の部屋で待機した。


そして、廃墟に真奈美と桐谷が入った。すると優香の能力で廃墟の内装はラブホテルの内装に姿を変えた。


真奈美 あん♡もう、大きくなってる♡


桐谷 真奈美ちゃんも、どれ?

二人は唇を重ねながら、部屋に入った。


真奈美 ねーっ♡アタシの事、死ぬ程、愛してる?♡

真奈美がゆっくり服を脱ぎながら聞いた。


桐谷は、頷きながらズボンを下ろしながら、ベッドに仰向けになった。


真奈美が桐谷をまたぎながら上になった。


ンフッ♡動かないで♡してあげるから♡

ねー♡本当にアタシの事、死ぬ程好き?♡


桐谷 あ、あー好きだ。真奈美ちゃん、早く見せて♪


真奈美がお尻をを顔の前に持っていくと憑依した優香が金縛りを使った。


ンフッ♡さ~、殺してあげるわ♡


しかし、優香は桐谷に股がり、しばらく楽しんだ。

あーん♡やっぱり生きてる。って良いわ~ん♡久しぶりよ~♡あーん♡好き♡好き♡


刹那(おい!遊ぶな!)


優香(やるわ!死ね!)


優香が桐谷の心臓を握り潰し、幽体を引きずり出すと、高野の感電の力で桐谷の幽体を焼きつくし灰にした。


刹那 よっし!みんな、撤収!お疲れ♪


優香 みんな、ありがとう(泣)














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