一人称。

エッセーはもちろんですが、小説においてこだわっているのは一人称スタイル。もちろん情景が浮かぶような文であるとか、流れであるとか、そういうのもこだわりの一つですが、すべてにおいてこの一人称で書いております。一時期、こちらの原稿用紙❺枚弱物語の中の作品を俯瞰的な三人称で書いたこともあるんですが、どうもしっくりいかない感じなので、のちに一人称に変更しました。もちろんどちらが良いという話ではありません。それぞれの良さもありますから。有名作家さんの本などでは一人称でも語り部が章によって変わるとかありますが、それでも一人称か三人称。


これが混ざると途端に違和感を覚える。「あれ?」ってな具合でそこで止まります。そして考える。「これ、誰?」実はうちの身内が書いた小説もこんな調子で、書いてる方は内容が頭でわかってるので気付かなかったりするんですよ。書き上げてじっくり読み直すと案外気付いたりするんですけどね。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る