今回も恒例の見た映画の話です。最初の休日となる土日は邦画を二本見ました。まずはここまで見たら全部見てやる企画の『刑事物語４くろしおの詩』です。言わずと知れた武田鉄矢が刑事に扮する話ですが、お人好しで不器用。そんな武田が笑わせてくれます。警察署長の植木等が女装したり、職業安定所の所長が三波春夫だったりと、出てくる面々も新鮮で、特に驚きはテーマ曲を歌う吉田拓郎がラーメン屋の客で登場するところ。なかなかレアですね。

次は『ハケンアニメ！』というアニメ制作の裏側のようなものを描いた作品ですが、見ていると楽しいというよりもご苦労があるな～と考えさせられますね。主演は新人アニメ監督という役柄の吉岡里帆。世間慣れしていないという女性をうまく演じていました。この映画の面白いところは、制作側だけでなく、天才と称される監督との戦いがまた見物です。同じ時に上映して視聴率を競う。考えるだけで胃が痛くなりそうです。