九月最初の週は。

今回は邦画を二本見ました。一本は大島渚監督の「御法度」という1999年の映画で大島渚監督の遺作となった作品でもあります。新選組を描いた時代劇なんですが、ここは大島渚です。新選組の内部での同性愛というものにスポットを当ててそれにまつわる嫉妬などを、趣向の違った時代劇となってて、新鮮と言えば新鮮ですが、正直なところもっと緊迫した切り合いが見たかったですね。インパクトとしては十分ですが、なんだか物足りない。ちなみにこの映画は松田優作の息子である松田龍平の初出演作となっていて、独特の存在感を見せてくれる。


二本目は三浦しをん原作の「舟を編む」です。こちらも偶然、松田龍平が出ていて、視聴は三度目になりますでしょうか。モノを書いてる人などにはおススメしたい映画で、2013年に公開された本作は辞書作りがテーマになっています。いろんな言葉を探し、何年も掛けて作っていく辞書の並々ならぬ苦労が伝わって来ます。

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