難を転ずると言われ、家の敷地の角に植えると良いらしい。そのことは後で知ったのですが、偶然にも庭の角でした。でも、長年植えたせいで根っこは巨大化して、葉っぱもボーボー。巨大化した母体とも言える根は選定を繰り返した結果、宛ら置き石のようにただ邪魔なものに変わってしまった。

そこで数年前に撤去したのですが、これが一筋縄ではいかない。スコップで掘り、根をノコで切りの繰り返し。ある程度になったらバールと鉄パイプを使ってグイグイやるのですが、その程度では梃子でも動かぬと、微動だにしない。何日くらい格闘したでしょうか。最後に掘り起こした時には、二階の屋根に登って叫びたかった。「掘ったど～～っ！」と。

その後は根は分家のように小さくなったのでメンテも楽になりましたが、それでもあちこちからヒコバエが出たりして、まさにナンテンは難点です。ということでさらにメンテしやすいように、高さを半分くらいにカットしました。